宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2021年12月24日更新

【報告】「『宮崎県指導医のための教育ワークショップ』に参加しました!」

去る12月18日と19日の2日間、シーガイアコンベンションセンターにて宮崎県臨床研修運営協議会主催の『指導医のための教育ワークショップ(WS)』が開催されました。宮崎県臨床研修運営協議会は宮崎大学、宮崎県(医療行政)、宮崎県医師会が一丸となって宮崎県の臨床研修全般の活性化や支援を行う組織です。この指導医WSには県内の各臨床研修病院から「研修指導医」を目指す先生方が参加されます。宮内はここにタスクフォースとして参加させて頂きました。

毎年冬に開催される宮崎県の指導医WSですが、昨年はコロナ禍において開催中止を余儀なくされました。今回は実に2年ぶりのWSです。臨床経験7年以上という参加要件を満たし、受講希望を表明した先生方が多数いらしたそうですが、今年は参加人数を幾分しぼり、26名の受講生(本来は定員40名)に5名のタスクフォースという布陣で当WSは開催されることになりました。

WSの主要テーマは『宮崎県の卒後臨床研修を魅力的なものにするために』で、内容は、4つのWS(①臨床研修がもたらした変化を考える、②カリキュラム〔目標・方略・評価〕の作成、③指導医のあり方〔コーチング・メンタルヘルスケア〕、④臨床研修の問題点の解決策を考える)を柱とし、それを補足する形で臨床研修制度の概要、専門医を含む卒前卒後一貫教育の現状、宮崎県・宮崎大学の医師確保への取り組み等の講演も行われます。
講習時間は休憩や食事を除く実講習で16時間以上と規定されています。本来は3日間で開催されるレベルのボリュームですが、それを2日間に圧縮して実施されます。そのため非常にタイトなスケジュールとなり、受講生は(タスクフォースも?)めいっぱい頭と心をフル活動させ各WSや講演に参加することになります。

このWSのメリットは、「明日の研修指導医を育てる」ということだけでなく、「指導医同士の横のつながりを実感できる/構築できる」ということにあると思います。卒後30年近いベテラン指導医から卒後一ケタ年の若手指導医までが一堂に会する機会はあまりないと思います。みなそれぞれ講習内容について語り合いながら、日頃の研修指導についての感想(時にはグチ!?)も率直に語り合っており、それだけでも講習会参加の意義はあったのではないかと思います。

受講した先生方には研修修了証が授与され、晴れて厚生労働省より正式に認可された「研修指導医」となります。こういった先生方が県内の基幹型や協力型臨床研修病院で、日々研修医の指導に邁進されることになります。
タスクフォースの先生方、県医療薬務課の方々、医師会の方々、そして宮崎大学卒後臨床研修係の皆様、今回の運営、本当にお疲れ様でした。今回受講された先生方、大変お疲れ様でした。頑張って下さい!

宮崎県の初期臨床研修が質・量ともにもっともっと向上していきますよう、お祈り申し上げます。

追記:諸々の事情により、今回は懇親会(1日目の夜)が開催されませんでした。来年は是非!

(文責)宮内俊一

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.38

2021年12月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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