宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2018年08月02日更新

「充実の研修生活」

こんにちは!研修医1年目の黒田彩加です。
早いもので研修医のスタートから4ヶ月が経とうとしています。
研修医として医師としての第1歩を踏み出し、この4ヶ月間どのような研修医生活を送ることができたかを皆さんに少しでもお伝えできればと思います。

私の研修医生活は善仁会病院救急総合診療部での救急ローテートからスタートしました。4月は初めて医療現場でテーム医療の一員として働き、まずは物品の場所、その病院のカルテの使い方やシステムに慣れることから始まりました。初めは不安が大きかったですが、指導医の先生方、看護師さんはとても親身になって丁寧に指導してくださり、すぐに現場に溶け込むことができました。診療では研修医が患者さんにファーストタッチします。患者さんの主訴や身体所見から検査は何をするか、診断は何か、治療はどうすべきか、、、限られた時間の中でいろいろなことを同時進行で考えていかなければなりません。国家試験で勉強した教科書通りの症例は1つもなく、日々自分の力のなさを痛感したり、もっとこうした方が良かったのではないかと悩んだりとうまくいかないこともありましたが、研修医の今だから経験できることばかりで、大変勉強になりました。初めの3ヶ月間の救急ローテートで、多くの症例を経験し、初期対応の力をつけることができたのではないかと感じています。

7月からは、大学に戻り、内科を回っています。初めの3ヶ月間とは大きく変わり、主に病棟の患者さんを受けもたせていただいています。毎日患者さんのところに行くうちに「先生が来るのを待ってたよ」など嬉しい言葉をいただいたことがとても嬉しく、研修医でも患者さんにとっては主治医であり、患者さんのことを1番良く理解している存在でありたいと思いました。
大学病院では症例が豊富で、多くの合併症を抱え、難しい症例が多いですが稀な疾患を経験することができています。
毎日慌ただしく過ぎていきがちですが、より充実した研修となるように1日の初めに毎日その日1日の目標をたてるように心がけています。その日の目標を達成できると少しずつ自分のできることが増えたという自信もついていくし、モチベーションも上がります。

仕事の時間以外には、おいしいものを食べたり、ドライブに行ったり、好きなアーティストのDVD を見たり、買い物に行ったり、実家で家族と過ごしたりとリフレッシュの時間も大切にしています。他病院で研修をしている友達に会って研修の近況などお互いに話すと、自分とは違う経験を積んで頑張っている姿に感化されることもあります。また宮崎は自然豊かで、少し車を走らせれば綺麗な海を見ることができ、自然に触れると心も元気になります。宮崎の美味しい食べ物も私の日々のパワーの源となっています。環境に恵まれた宮崎での研修を選択して良かったと思っています。
今後も日々精進し、充実した研修生活を送りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 
研修の様子                     研修中のリフレッシュも忘れずに!

(1年次研修医 黒田 彩加)

~編集者のつぶやき~
宮崎ならではの温かい人柄、そして自然豊かな最適なリフレッシュ環境で、今後も充実した研修生活を送ってほしいですね!長いようであっという間の研修生活、一歩一歩頑張ってください\(^o^)/
素敵なブログ投稿をありがとうございました!

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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