卒後センター研修医・教員ブログ
2026年03月20日更新
【報告】「研修医カリキュラム特別編〜アドバンス・ケア・プランニング 筑波大学・木澤義之先生」
副センター長の宮内です。
2026年3月19日(木)、県内の研修医を対象とした特別講義「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の概念と実践」を開催いたしました。本講義は、研修医カリキュラムにおける必須項目として位置づけられており、All Miyazaki体制のもと院内外の研修医が参加しやすいよう、対面開催に加えてZoomによるオンライン配信も併用して実施いたしました。
講師には、筑波大学医学医療系 教授であり、緩和医療およびACPの第一人者である木澤義之先生をお招きしました。
本講義は貴重な学習機会であることから、研修医に加えて指導医クラスの医師や看護師の皆様にも聴講を開放し、卒後臨床研修センターセミナー室には、研修医・指導医・看護師など計29名が参加しました。院内研修中の研修医には対面参加を基本としつつ、院外研修中の研修医や県内他基幹型病院の研修医に向けては、Zoomによる視聴機会を提供しました。
講義では、アドバンス・ケア・プランニングの基本概念に加え、実臨床における具体的な進め方や、多職種での関わりの重要性について、豊富なご経験に基づく実践的なお話をいただきました。患者本人の価値観や人生観を尊重した医療の在り方、そして医療者が果たすべき役割について、参加者それぞれが深く考える機会となりました。
当日は、参加者が真剣な表情で講義に聴き入り、熱心にメモを取る姿が印象的であり、ACPに対する関心の高さがうかがえました。また、研修医のみならず、指導医や看護師など多職種が一堂に会して学ぶことで、チーム医療の観点からも非常に意義深い時間となりました。
私自身、内科医として臨床経験を重ねてきたつもりではありますが、本講義を通じて改めて多くの学びを得ることができ、大変貴重な機会となりました。
本講義の開催にあたり、ご多忙の中ご登壇いただきました木澤義之先生に、心より御礼申し上げます。

(文責:宮内俊一)
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