宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2014年12月04日更新

研修医対象の宮大研修ローテート説明会を開催しました

11月29日(土)に宮崎大学医学部で宮崎大学研修プログラム新マッチ者および研修医へのローテート説明会等を実施しました。

 説明会は大きく四部構成になっていて、全体では12:20開始、17:30終了の約5時間に渡る長丁場でした。第一部は新マッチ者に対する1年次ローテート選択方法の説明、第二部は宮大研修プログラムの53の協力型病院・施設のうち12病院による病院アピールのプレゼン、第三部は現1年次研修医に対する2年次ローテート選択方法の説明、第四部は現2年次研修医に対する研修修了判定に必要な症例レポート作成方法や修了関連諸手続の説明、を行いました。

 この説明会では、宮大研修プログラムの意義・目標と具体的なローテートシステムをじっくりと解説し、内科、救急、外科…といった各研修領域の研修受入可能病院のリストとそれぞれの特徴について、いくつかの資料を参照ながら順次確認していきます。ここでローテート選択に大きな影響を与えるのは、事前に現1,2年次研修医から提出してもらう「研修医の生の声」をまとめた小冊子です。病床数が〇〇で年間症例数が△△といった規定情報だけでは分からない、実際に研修医が研修を受けての実感がこもったコメントが詰まっており、次年度のローテート先を考える際にはとても有益な情報となります。ただし、極めて主観的かつ個人的な意見もそのまま掲載するので、マッチ者や研修医へは、強力なバイアスのかかった情報もあるため、3割くらいは差し引いて内容を捉えるように説明を加えています。

 これから約3週間、マッチ者や1年次研修医のみなさんには、自分の研修先選択について思いっきり悩んでいただくことになります。そして、私たち卒後センターは、年末に提出された約70名分のローテート希望調査表に基づいて、事前に調査させていただいた約20の大学病院診療科と53の協力型病院・施設の受入体制の回答を見ながら、約2か月間に及ぶローテートスケジュール作成作業に入っていきます。今年もこの「とてつもない作業」の始まりです。気合いを入れて頑張ります。

 ローテート説明会の後は、2年次研修医みんなで記念写真を撮影しました。その際、2年次研修医のみなさんが自分たちで作成した「宮崎大学研修医オリジナルスクラブ」を着ました。そして、何と、私にも1式、プレゼントとして用意して下さいました! とても素敵な贈り物をいただき、感謝・感謝です。

夜は、研修医忘年会を行いました。おいしい料理とお酒、そして参加してくれたみなさんの笑顔のお陰で、私の疲れはすべて吹き飛びました。研修医のみなさん、本当にありがとうございました。これから年末年始に向けて、また気を引き締めて頑張っていきましょう!

                                                                   (小松)

     

     

     

 

 

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