2021年3月20日(土)に福岡大学医学部脳神経内科の主催の「第231回 日本神経学会 九州地方会」に参加してきました。とはいえ、今回もWebでの開催です。

当科からの演題は、鈴木あい先生の「大脳島皮質および頭頂葉皮質の脳梗塞により対側舞踏運動を生じたと考えられた1例」でした。不随意運動の原因となる経路の障害は実に複雑で、梗塞巣周囲の機能亢進によるもの、または虚血による皮質機能低下、2パターンの機序を提示しつつ、治療から予後予測まで、この難しい症例を考察していただきました。

この症例は「臨床神経学」にacceptされました(臨床神経, 61:491-493, 2021)。

鈴木先生、お疲れ様でした。