卒後センター研修医・教員ブログ
2025年04月02日更新
【報告】「2025年度・新研修医オリエンテーションが始まりました!」
2025年4月1日。あいにくの肌寒い雨模様の火曜日ですが、いよいよ新年度が始まりました。今年も宮崎大学医学部附属病院は新規採用医科/歯科研修医をお迎えいたしました。医科26名+歯科1名=計27名でのスタートです。
4月1日(火)から翌週4月8日(火)の午前中まで、足掛け5.5日間にわたり新研修医オリエンテーションが行われます。この期間中に、医科/歯科研修医の皆さんは学生から社会人・医療人へと脱皮して頂きます。臨床倫理、医療安全、感染対策、症例プレゼンテーションやコンサルト技法、診療録記載法といった、医師/歯科医師に求められる基本的な知識と態度を習得していきます。
初日の4月1日(火)は、まず午前中に2年間の研修プログラムの概要説明がありました。医科と歯科で内容が異なる分野では会場を2ヶ所に分け、それぞれの内容でオリエンテーションを進めました。午後は同じく大学病院新規採用の他職員と一緒に、大きな会場(臨床講義棟205号教室)で感染対策や医薬品の安全使用についての講義を聴講しました。
16時からは卒後臨床研修センター所属の教員(=アドバイザー)の先生方との対面がありました。宮崎大学の臨床研修プログラムでは医科研修医2〜3名に対しアドバイザー1人がつき、2年間の相談窓口となったり、評価のフィードバックを行ったりします。今日はアドバイザーと研修医が初めて対面し、お互いの自己紹介やアドバイザーからのアドバイスなどのコミュニケーションをとって頂きました。
基本的に座学中心の1日となりました。研修医の皆さんの服装はいわゆる“リクルートスーツ”。表情にも硬さが見られましたが、この表情がどの様に変わっていくか、楽しみですね。
まずはさまざまな講義や実習の洗礼を受け、学生から社会人に脱皮していただき、来週からスムースに “現場”で研修を始められるよう、頑張っていきましょう!
(文責) 宮内 俊一