若手ドクターの声
新地 康規
宮崎県出身、宮崎大学卒業、放射線科入局2年目の新地です。大学はアームレスリング部に所属していました。
私が放射線科を専攻した理由は、治療方針を左右する画像診断の重要性とカテーテル治療の強さに惹かれたからです。
私は県立日南病院で初期研修をしましたが、放射線科のいない病院でした。救急外来の現場で、放射線科の画像診断があればものすごく助かるのにと痛感しました。また、内視鏡での止血が困難な消化管出血の患者さんをIVRでの止血を目的に大学に搬送した際に、IVR治療の存在の大きさも感じました。ここで何が言いたいかというと、放射線科はかなり需要の多い診療科だということです。そのほかにも、核医学、放射線治療と幅広い分野があるのも放射線科の特徴です。どの分野も医療を行う上で欠かせないものです。放射線科に専攻した後も、それぞれの分野のローテーションを通して進路の選択が可能です。
学生・研修医のときは、なにをやっているか分からないと思われがちな診療科ですが、幅広く奥深い世界(魅力)が広がっています。また宮崎大学放射線科の魅力として、上級医・先輩医師の人当たりが良いです。質問して嫌な顔をする先生は一人も見たことがありません。ぜひ一度研修・見学に来てみてください。その際には必ず学びを持ち帰れるように努めます。お待ちしています。