後期臨床研修プログラム

2021年度麻酔科専門研修プログラムで宮崎大学は下記の病院と連携を予定しています。

宮崎県

連携施設A
宮崎県立宮崎病院
宮崎市郡医師会病院
都城市郡医師会病院
潤和会記念病院
宮崎江南病院

連携施設B

国立病院機構都城医療センター
宮崎県立日南病院
宮崎県立延岡病院

兵庫

連携施設A
神戸大学医学部附属病院

福岡県

連携施設A
産業医科大学病院
九州労災病院
神戸労災病院
北九州総合病院
地域医療機能推進機構九州病院
九州大学病院
国立病院機構九州医療センター
福岡市立こども病院
済生会福岡総合病院
福岡大学病院
福岡赤十字病院
福岡大学筑紫病院
久留米大学病院
久留米医療センター
大牟田市立病院

連聖マリア病院携施設B

聖マリア病院
筑後市立病院

大分県

連携施設A
大分大学医学部附属病院
大分県立病院

熊本県

連携施設A
熊本大学医学部附属病院
熊本赤十字病院
済生会熊本病院

連携施設B

熊本中央病院国立病院機構熊本医療センター

沖縄県

連携施設A
琉球大学医学部附属病院
那覇市立病院
沖縄県立南部医療センター・こども医療センター

佐賀

連携施設A
佐賀大学医学部附属病院
地方独立行政法人 佐賀県医療センター好生館
独立行政法人 国立病院機構嬉野医療センター

長崎県

連携施設A

長崎大学病院

*連携施設に関するご質問は教授恒吉勇男までお問い合わせください。(isao45@med.miyazaki-u.ac.jp)

目標

「頼られる麻酔科医に成長する」ことが最も大切であると考えています。そのためには、基本となる臨床麻酔をはじめ、集中治療、ペインクリニック、緩和医療、救急医療の基本をマスーして、診療はもちろんのこと、各診療科の相談に対しても適切にアドバイスできる力量を身につける必要があります。これらの専門技術を確実に効率よく習得できるために研修体制の充実を図っています。

 

1年時 さまざまな臨床麻酔を経験し、麻酔の基本をマスターする。
2年時 麻酔科標榜資格を取得する。小児麻酔、産科麻酔、心臓手術などの高度な麻酔管理を修得する。
3年時 関連病院へ出向し、地域医療における麻酔科医の役割を認識し、麻酔のみならず他科とのコミュニケーション技術を磨く。
4年時 臨床麻酔を継続して行い、専門医試験へ向けて勉強する。意向により、大学院へ進学し、研究を始める。または大学病院で集中治療、ペインクリニック、緩和医療の各分野で診療技術の習得に努める。
5年時 専門医取得後は、海外留学、国内留学を視野に入れた、さらなる自己発展を目指した活動をおこなう。集中治療、ペインクリニック、緩和医療の専門医取得を目指す。
6年以降 すでに麻酔科医として自立しているため、その後の成長は個々人の意欲により成る。

協力施設

基幹病院

宮崎大学医学部附属病院麻酔科

協力病院群

  • 宮崎県立宮崎病院
  • 宮崎県立日南病院
  • 宮崎県立延岡病院
  • 独立行政法人国立病院機構都城病院
  • 潤和会記念病院
  • 宮崎市郡医師会病院
  • 都城市郡医師会病院
  • 宮崎社会保険病院
  • 神戸大学麻酔科

選考

麻酔科科長との面接のみ。入局制限はありません。

指導体制

麻酔研修

1~2年時

スタッフが一人で麻酔が可能と判断できるまで(通常は4~5ヵ月間)は上級医と一緒に指導を受けながら麻酔を行ないます。その後も難易度の高い麻酔は上級 医が付き添います。症例検討は、術前日にスーパーバイザーと個別にディスカッションを行い麻酔法、問題点を検討します。そして、翌朝の全体カンファで報告 し、再度問題点をチェックします。

3年時~

専門医とのディスカッションのもと麻酔、集中治療、ペインクリニック、緩和医療を行います。

麻酔専門医取得後

麻酔は全体カンファを受けた後、各人の計画により実施されます。

集中治療の研修

毎朝行われる関連診療科との討議に参加し、病態および治療方針を確認したうえで診療に参加します。集中治療室の増床(6から16床)に伴い救急患者の治療も増加しており、高度な治療技術もスタッフが懇切丁寧に指導します。

ペインクリニック、緩和医療の研修

ペインクリニック専門医による指導が行われます。 緩和医療に関しては、主に大学病院を中心とした緩和ケアチームに参加し研修します。

資格の取得

  1. 麻酔科標榜医
    初期研修期間中の麻酔科でのトレーニング期間を含めて、2年間の麻酔科研修を修了すると、厚生労働省へ申請して麻酔科標榜医を取得することができます(無試験でパス)。
  2. 麻酔認定医(2年)、麻酔専門医(4年)、麻酔指導医(10年)等の資格があります。
  3. 集中治療認定医、ペインクリニック認定医、緩和医療認定医が取得できます。
  4. 医学博士: 大学院へ入学して研究を行い、医学博士を取得することができます。夜間大学院になると職員として臨床を行いながら研究を行って学位を取得することもできます。

留学実績

ワシントン大学(米国、現在留学中)、ヘルシンキ大学、ニューヨーク州立大学、UCSF、MGH、カルガリー大学、国内多数施設

 


 

平成28年度より厚労省直轄の専門医研修制度がスタートしました。
進路は早めに(9月一杯)決めて専門医研修プログラムの参加を申請するように指導されています。

研修参加を心よりお待ちしています。

連絡先

メール kenjiro_ishiyama@med.miyazaki-u.ac.jp
住所 宮崎大学医学部麻酔生体管理学教室
〒889-1692 宮崎県宮崎市清武町木原5200
電話 0985-85-9357
FAX 0985-85-7179
担当 石山健次郎

 

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