集中治療

集中治療部 ICU:intensive care unit

宮崎大学医学部附属病院 集中治療部は1977年に設置され、当初4床で稼働し、1991年に6床に増床、翌年日本集中治療医学会認定研修施設として認定されました。2008年、病院再整備により移転増床(8床)し、2009年7月に16床(4床室、2床室、一般個室7床、感染個室3床)で本格稼働します。

集中治療部は大手術後の患者や、呼吸、循環などの急性機能不全の患者、外傷、重傷感染症、中毒、熱傷の患者などを収容し、強力かつ集中的に治療と看護を行う部門です。昨年度の収容症例は406名で約6割が術後管理症例です。そのほか院内や院外からの救急症例は年々増加しており、病床増加と相まって、宮崎県の急性期医療の中枢としての役割を担っています。

 

当施設では集中治療専門医のほか、日本麻酔科学会指導医、日本外科学会指導医からの指導が直接受けられ、人工呼吸器、循環補助装置、腎・肝不全における血液浄化法、栄養管理法、各種超音波法、あるいは感染対策など、集中治療特有の管理にも精通することができます。

病室はゆったりとした空間が確保されており、患者さんは医療機器に埋もれることなく治療を受けています。また、天井懸垂システムを導入しており、床にチューブや電気コードが散乱することなく、清潔性と安全性を保っています。

 

現在、6名の専従医で運営していますが、増床を控え、新装なったICUで一緒に働いてくれるスタッフを募集しています。

臨床研修医のみならず、他科の経験者も興味のある方は連絡下さい。

ICUに入室される患者さんへ

ICUとは

ICU(集中治療部)は大手術を受けられた方や、重篤な疾患で生命の危機に陥られた方を収容し、各診療科との協力の下に24時間体制で集中的な治療と看護を行う部門です。

ICUへの持参品

  • ティッシュペーパー、歯みがき、歯ブラシ、T字帯、バスタオル
  • 楽のみ
  • 紙オムツと胸腹帯(必要時)、電気ひげそり(必要時)

※物品すべてに、診療科名及び氏名を明記して下さい。

面会について

面会時間は次のとおりです。
平日 14:00~20:00
土・日・祝祭日 13:00~20:00
※この時間以外で面会を希望される方はご相談下さい。
※手術当日は所属科の面会室でお待ち下さい。
※時間や状況によってお待ちいただくことがありますのでご了承下さい。

  • 面会は近親者に限ります。近親者以外は入室をお断りする場合があります。
  • 入り口のインターホンを押して入室できるかを確認してからお入り下さい。
  • 出入口の横に洗面台がありますので、流水と石けんで手を洗って下さい。

その他

付き添いはご遠慮いただくことになっております。

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