背椎脊髄疾患(Spinal Disease)

脊髄腫瘍、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、脊柱管狭窄症、脊髄空洞症、など。

■背椎脊髄疾患について

脊髄は、脳から連続する中枢神経で、頭蓋骨に連結している背骨(脊椎)の中(脊柱管)にあります。脊椎は、頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、仙椎(5個の骨が癒合)、尾骨(3-5個の骨が癒合)からなり、これらがヒトの身体の支柱となっています(脊柱といいます)。これらの骨の間には、椎間板がありクッションの役目を担っています。加齢に伴って、背骨や椎間板が変成すると、様々な形で神経を圧迫するため、痺れや脱力、足のつっぱりなどの症状が出ます。また脊柱管に腫瘍などが発生すると、狭い空間の中で神経を圧迫するため、同様の症状が出ます。これらに対し手術をすることで、神経の圧迫を取ることが可能です。

脊髄

脊髄

(横上  聖貴)

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