宮崎大学医学部 臨床神経科学講座 脳神経外科学分野

脳神経外科について

■脳神経外科について

脳神経外科とは脳、脊髄、末梢神経系およびその付属器官(血管、骨、筋肉など)を含めた神経系全般の疾患の中で主に外科的治療の対象となり得る疾患について診断、治療を行う医療の一分野です。我が国における脳神経外科の位置づけは他国と異なり、神経系に対する高度な手術を行うのみならず、一般的な救急対応、血管撮影などの画像診断、非外科的な保存的治療、及び長期予後管理など、神経系の疾患を一貫して担当しているという特徴があります。このため我が国では、脳神経外科は内科、一般外科、小児科、産婦人科などと共に基本的診療領域に属しています。

このように脳神経外科は神経系の外科に特化しながらも、神経系の内科、救急、画像診断など多岐にわたる領域をカバーした魅力ある診療科と言えます。

■当科の概要

宮崎大学医学部脳神経外科は1978年(昭和53年)に開講した伝統ある講座です。日本脳神経外科研修プログラムの基幹施設に指定されており、県内に8カ所の関連研修施設があります。現在、28名が教室に所属しており、内15名を関連研修施設に派遣しています。

トップへ戻る