中村医師(大学院博士課程)の論文がPLOS ONEに掲載されました。

当研究室の大学院博士課程中村医師の論文が、2023年2月17日号のPLOS ONEに掲載されました。動脈硬化巣(プラーク)に存在する細胞の代謝とプラークの不安定化に関する内容です。
中村らは、ウサギ動脈硬化モデル、ヒト冠動脈の組織標本、末梢血単核球由来マクロファージを用いて、動脈硬化血管のコリン含有量が多いこと、冠動脈不安定病変のマクロファージでコリン輸送体が高発現していること、細胞内コリンやコリン輸送体の発現に影響する因子は何か、を明らかにしました。

Nakamura E, Maekawa K, Saito Y, Matsumoto T, Ogawa M, Komohara Y, Asada Y, Yamashita A. Altered choline level in atherosclerotic lesions: Upregulation of choline transporter-like protein 1 in human coronary unstable plaque. PLoS One. 2023;18(2):e0281730.

本論文はOpen accessとなっています。こちらのリンクからご覧ください。
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0281730