宮崎大学医学部附属病院 検査部

ISO15189認定施設
文字の大きさ
大きく
さらに大きく

検査部長挨拶

検査部長挨拶

令和3年4月より,宮崎大学医学部附属病院 検査部長を拝命しました梅北邦彦です.

当院検査部は昭和52年10月以来,宮崎県の中核病院における診療支援に重要な機能を担ってまいりました.
初代検査部長,大滝幸哉教授の指導のもと検査法の改良や甲状腺疾患などの研究なども行ってきました.
また,平成16年3月より岡山昭彦教授が2代目検査部長をお務めになり,検査業務の充実,学生や研修医教育,検査法改良等の研究にご尽力いただきました.

昨今の治療の進歩に伴い,がん遺伝子診断や質量分析による感染症診断の迅速化といった高度な臨床検査へのニーズが高まっています.さらに,コロナウイルス感染症のパンデミックにおいては,迅速かつ臨機応変な臨床検査の対応が求められました.このように,一般的な検査業務のみならず,医療全体の変化に対応できる検査部が必要です.地域中核病院として宮崎県全体の検査施設と協力し,他の施設では難しい先進的な検査にも積極的に取り組みたいと考えます.

当院検査部の使命は,適切な精度管理がなされた臨床検査の提供,次世代を担う臨床検査技師の育成,新規の検査法の開発といった研究による医療への貢献であると考えます.これまでの礎を継承し,より良い検査部の発展に努めて参ります.皆様のご指導,ご鞭撻をお願いいたします.

検査部長 梅北邦彦