生化学検査室
生化学検査室
- 概要
- 生化学検査室では分析装置等15台を管理・運用しており、主に血清・血漿・尿による、腎機能、肝機能、脂質、糖、腫瘍マーカー、ホルモンなどの検査を行なっています。 また、免疫固定電気泳動、酵素アイソザイム、β-Dグルカン、エンドトキシン等の用手法による検査も行なっています。 緊急検査に関しては24時間対応しており、通常検査において、円滑な結果報告が出来るよう、「化学療法前検査」「CT前検査」「迅速検査」を通常検査とは別に分類して優先的に検査を行なっています。
- 機器説明
- 検体前処理装置 IDS-CLAS3600(アイディエス)(2台)
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遠心分離の終了した検体を自動で受付・分注する装置です。分注された検体は各分析機ごとに分配されます。
- 生化学自動分析装置 TBA-2000FR(キャノンメディカルシステムズ)(2台)TBA-FX8(1台)
- 主に、肝機能、腎機能、脂質など一般的な生化学項目の測定を行なっています。 緊急検査のバックアップ機としても使用します。
- 緊急検査・尿用生化学自動分析装置 TBA-2000FR(キャノンメディカルシステムズ)
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24時間対応の緊急検査用分析器です。 時間内は尿生化学の測定も行なっています。
- 全自動糖・グリコヘモグロビン分析装置 GA09II / HLC-723G8(A&T / 東ソー)
- 全自動糖分析装置(GA08II)と自動グリコヘモグロビン分析計(HLC-723G8)の連結型で、GA08IIでは血清、血漿、尿中の糖の測定を、HLC-723G8ではヘモグロビンA1c、ヘモグロビンFの測定を行なっています。
- 全自動化学発光免疫測定装置 Cobas 8000 <e602>(ロシュ)
- 緊急検査項目であるプロカルシトニンとトロポニンT、成長ホルモン、インタクトPTHの測定に用います。
- 自動電気泳動分析装置 エパライザ2プラス(ヘレナ研究所)
- 蛋白分画、酵素アイソザイム、免疫固定に用います。
- トキシノメーターMT-6500(和光純薬工業)
- エンドトキシン、β-Dグルカンの測定に用います。
- 全自動化学発光免疫測定装置 ARCHITECTアナライザーi1000SR(アボットジャパン)
- BNPの測定をメインで行います。
- 全自動化学発光免疫測定装置 ARCHITECTアナライザーi2000SR(2台)(アボットジャパン)
- 腫瘍マーカーやホルモン、HCVコア抗原等の測定を行います。