宮崎大学医学部附属病院 検査部

ISO15189認定施設
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尿一般検査室

尿一般検査室

概要
当検査室では尿定性・沈渣検査と便潜血検査を行っています。
尿検査は、非侵襲的な腎臓・尿路系疾患のスクリーニング検査として広く用いられている検査です。尿中に含まれる成分を調べる定性検査と、尿の有形成分を調べる沈渣検査があります。
便潜血検査は、下部消化管疾患のスクリーニング検査として用いられます。
検査は専任技師3名で実施しています。
機器説明
尿自動分取装置(UA・ROBO-2000 RFID)
外来の採尿室から提出された尿カップから依頼項目により尿生化用試験管、尿定性・沈渣用スピッツ、外注試験管に分注します。
自動尿定性分析装置(US-3500)
尿定性(ウロビリノゲーン、潜血、ビリルビン、ケトン、ブドウ糖、蛋白、pH、亜硝酸塩、白血球、比重)を試験紙で測定しています。
尿中有形成分分析装置(UF-5000)
フローサイトメトリー法で、尿中の赤血球、白血球、上皮細胞、円柱、細菌を分類し、数値表現します。
定性と有形成分に異常を認めない場合は、自動分析装置の結果を報告しています。
尿定性・沈渣検査用パソコン
光学顕微鏡
尿定性・沈渣検査用パソコン、光学顕微鏡 自動尿定性分析装置や、尿中有形成分分析装置で異常を認めた検体は、顕微鏡で目視し、より詳しく検査しています。
尿沈渣成分を顕微鏡で100倍で円柱類を目視し、400倍でその他の成分を目視し、報告します。