宮崎大学眼科学教室では女性医師が働きやすい・活躍しやすい職場を目指した取り組みをしています。育児や家庭の状況に合わせ、勤務形態をフレキシブルに変更して対応しています。
当科では2023年4月現在、11名の女性医師（内、大学外来医3名・大学病棟医4名・関連病院出向中3名・育休中1名）が活躍しています。育児しながら勤務している女性医師もたくさんいますので、眼科に興味のある女性医師の方は、是非一度、気軽にお声かけ下さい。下記情報も参考にしてみて下さい。
■ 保育施設について
女性医師や看護師の労働力を確保するための労働環境の整備を行うことで、職員の停職率向上を図り、人材を確保することを目的に、宮崎大学によって宮崎大学くすの木保育園が設置されています。
宮崎大学くすの木保育園では、通常保育の他、延長保育、一時保育、病後児保育も行っています。
■ 産休・育休制度について
育休は出産したお子さんが3歳になるまで取得可能ですが、当科ではそれぞれの状況に合わせて取得期間を決定しています。育休取得をせずに職場復帰する女性医師や、子供が1歳になるまで取得する医師など多くのパターンがあります。
■ 働き方モデル
代表的な就業モデルです。この他にも多くのパターンに対応しています。
①外来診療＋病棟診療＋眼科手術
勤務時間の目安：月〜金曜日 8時〜18時（定時帰宅が可能な環境を実現しています）
②外来診療（フルタイム）
勤務時間の目安：月〜金曜日 8時30分〜17時（帰宅時間の繰り上げも可能です）
③外来診療（パートタイム）
勤務時間の目安：月・水・金曜日 8時30分〜17時（帰宅時間の繰り上げも可能です）
＊大学での診療時間を調整し、外来診療のみやパートタイムの医師についても外勤に行けるよう配慮しています。
■ 先輩女性医師からのメッセージ
梶原 夏輝（大学外来医 2014年入局）
「妊娠、出産、育児などのライフイベントにあわせて、どのような働き方をするか、自分の希望を面談などで伝えることができ、とても助かっています。子供がいても、自分の希望や家庭の状況にあわせて、外来だけの勤務であったり、外来＋手術執刀、病棟管理の勤務であったりと、さまざまな働き方を選ぶことができます。また子供がいるいないにかかわらず、（もちろん）男女の区別なく、自分のやりたいことなどの希望を伝えながら診療や手術手技などのスキルアップをすることができます。」
日髙 貴子（大学外来・病棟医 2010年入局）
「眼科は女性医師が活躍しやすい科であると思います。眼科を選んで後悔したことはありません。」
森 真喜子（大学外来・病棟医 2011年入局）
「眼科医になってある程度できるようになってから 出産・育児を計画すると仕事と家庭のバランスが取りやすいと思います。」
田村 千奈見（大学外来医 2018年入局）
「眼科は比較的女性医師が多い科ではないかと思っています。女性ならではのワークライフバランスで悩むことも多いですが、ロールモデルとする先輩方がたくさんいます。その都度相談しつつ、勤務形態を調整して頂いたり、ほかの先生方の助けを借りながら続けることが出来ています。眼科に少しでも興味があれば気軽に話しかけて頂けたら嬉しいです。一緒に頑張りましょう。」
