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・医局ミーティング
病棟回診前にドクターが医局に集まり、病棟や外来に関する連絡事項などを共有します。
・教授・准教授回診
術後の患者さんについての経過を報告したり、受け持ち患者さんの治療方針について教授および准教授と検討します。診察方法や所見のとり方を目の前で学ぶ良い機会でもあります。
・外来業務
入局1年目から外来業務が始まります。まだまだ分からないことも多いですが、上級医と相談しながら担当患者の外来診療を行っています。最初に自分で診察をして問題点を抽出したら必要な検査を追加することもあります。遠方から来られる患者さんも多いため、しっかりと納得頂けるようなコミュニケーションを心がけています。
・専門外来見学
当科では緑内障外来や小児・斜視外来など多数の専門外来があり、研修中は積極的に参加します。それぞれのスペシャリストから直接指導を頂けるので、勉強になることが多いです。
・外来検査
外来の患者さんが途切れたり、手が空いた場合には率先して検査を行います。自分の手で眼科検査を行い、技術を習得することで、今後どのような病院に行っても診療が出来る力をつけることができます。
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・昼食
外来が落ち着いたら好きなタイミングで昼食をとります。タイミングが合えば、同期や上級医と話しながら食事を取ることができ、リラックスした時間を過ごしています。
・入院患者さんへの説明・診察
一通り外来業務を終えた午後は、入院患者さんのもとに行って手術の説明や診察を行います。また、適宜時間を見つけて自分の担当患者さんへの簡単な処置や検査を行います。
・カンファレンス
【術前カンファレンス】
翌週手術予定の患者さんについてのプレゼンテーションを行い、眼科全体で情報を共有し、術式の確認を行います。また、外来で気になる患者さんがいればカルテを共有し、治療方針について上級医と相談します。自分ひとりでは気づけ無いことも沢山あり、大変勉強になる時間です。
【症例検討会】
月に1回のペースで症例検討会を行っており、扱ったテーマを各種学会で発表することもあります。教授・准教授の前で発表することで緊張しますが、原稿を見ることなく堂々と発表することを心がけています。
・翌日の準備
サマリや翌日の検査オーダーなどを入力します。今日も一日、お疲れさまでした。
◎手術日の特徴(月、水、金)
手術では基本的に第1助手や第2助手に入ります。また、1年目から硝子体注射が始まり、習熟度に応じて翼状片や白内障手術の執刀が始まります。当科では一人あたりの経験できる症例数が豊富なので、じっくりと手技を上達させることができます。それに加え、毎月水曜日はウェットラボが行われます。豚眼を用いて手術の手順を確認したり、上級医のアドバイスの下、ひとつひとつの動作を習得していきます。
◎眼科を志したきっかけ
もしあなたが100歳まで生きるとしたら、どんな人生を想像しますか?
僕は、患者さんがより良いQOLを保ちながら、豊かに人生を過ごすための手助けができるところにやりがいを感じて、眼科医を志しました。
入局してもうすぐ一年が経とうとしています。教授を筆頭にピリッとした雰囲気がありつつも、個性豊かなメンバー達と日々楽しく仕事をしています。「眼科学を楽しみながら究める」というスローガンのもと、僕たちと一緒に働いてみませんか。お待ちしています!