
この度、令和8年4月に宮崎市立田野病院の院長を拝命しました。
地域医療を担う最前線で、地域の皆様の期待に応えられる信頼される病院として、先代の先生方が築き上げた医療体制を継承してまいりたいと思っております。
宮崎市立田野病院は、昭和23年田野村直営診療所として開設され、昭和28年田野町国民健康保険病院(いわゆる田野町立病院)となりました。その後、平成18年、宮崎市と田野町の合併により宮崎市立田野病院となりました。平成27年4月から国立大学法人宮崎大学が、指定管理者として管理・運営を開始しました。当時大学病院が公立病院の指定管理者となったのは全国で初めてでした。大学病院が指定管理者となったのは、大学病院と地域病院との医療連携の中心となる病院と地域医療の教育の場としての病院が必要となり、すでに田野町の地域医療を担う中核病院であった田野病院が指定されました。
宮崎市立田野病院は、宮崎市田野町唯一の入院施設のある病院であり、ベッド数は42床(すべて一般病床で、このうち36床は地域包括ケア病床)です。救急医療の体制を整え、急性期の治療から回復期の医療まで担っております。通院が難しい方や在宅での療養を希望される方を対象に訪問診療も行っております。大学病院とも連携し専門性の高い疾患にも対応するとともに、複数の疾患を抱えておられる方には専門性を超えて総合的な診療にも対応することも継続して行っています。
今後も地域に密着した病院として医療・介護の提供に努め、近隣のクリニックや大学病院などの高次医療機関と常に密接な連携をとりながら医療の質的充実を目指し、医療・介護・保健・福祉を含めた地域包括ケアシステムの充実に寄与してまいります。
関係する施設の方々には今後もご協力いただくことが多くございます。宮崎市立田野病院を今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
宮崎市立田野病院
院長 塩見 一剛

