カテゴリー
桂木教授の部屋

産婦人科専攻医1年目向け腹腔鏡勉強会

2024年3月16日(土) 快晴。 産婦人科専攻医1年目の先生を対象に腹腔鏡の実地勉強会を宮崎市日機装MReTで行いました。指導医として産婦人科の後藤裕磨先生(新病棟医長、若手のホープ)、藤崎碧先生(3児の母親、婦人科腫瘍専門医取得予定)、桂木真司、土井宏太郎先生(医局長、優しい)が参加しました。専攻医1年目の先生は永井昌美先生(向かって左)、和田陽花先生(前列)、福元拓郎先生(前列の男子)です。その他に當瀬ちひろ先生、菅野知佳先生も本会に参加しました。

産婦人科に入局されて1年目の専攻医1年目の先生は今年3月で1年間の大学での産婦人科初期トレーニングを終えて、外病院で2年目の専攻医として活躍されます。専攻医1年目の3名を対象に今回は本勉強会を企画しました。

参加した専攻医1年目の先生の感想です。

大富 正子
永井昌美です。学会で島根に行き、出雲そばを食べて出雲大社にお参りできたのが嬉しかったです!

専攻医1年目は婦人科、産科、NICUの順で4か月ずつ回りました。毎月1回の外病院(善仁会病院)で腹腔鏡手術の助手の機会はありましたが、手術に沢山入ったのが年度初めで時間が経ってしまっていたため、今回実地勉強の機会を頂きとても嬉しく思いました! 実際の手術に近い環境で血管のシーリングや剥離操作など学ぶ事が出来ました。実臨床でパワー系デバイスを使う機会があまり無かったため、アクロサージの使用感を今後の参考にしたいと思います。この1年沢山の事を学びましたが、特に充実した経験の一つになりました。産婦人科医としての今後に役立てて行きたいと思います。貴重な機会を頂きありがとうございました。

大富 正子
和田陽花です。1年間で学会発表3つしました。別府の温泉も良かったですが、名古屋のうなぎとビールが最高でした。また連れて行って下さい。発表も頑張ります・・。

ウエットラボでの腹腔鏡トレーニングという貴重な経験をさせて頂きました。ドライラボと比較し、血管損傷時の止血など、より実践的で臨床の現場に即した内容で、学びの多い1日でした。    普段の臨床よりも一つの手技にじっくりと時間をかけ、指導医の先生方に教えて頂き、理解が深まりました。         腹腔鏡の手術の執刀をするチャンスが少なかったので、この様な機会を頂けた事が非常にありがたかく、また熱心に指導して下さる指導医の先生方も多く、宮崎大学の産婦人科に入局して良かったと改めて感じました。宮崎大学も産婦人科も最高です!!

    

福元 拓郎
福元拓郎です。専攻医1年間あっという間でした。2年目は国立都城病院で仕事をしています。

腹腔鏡は小さな小さな創で操作ができますが、異常な出血などで開腹する事にならないように腹腔鏡操作をできないといけないのでうまくなりたいとずっと思っていました。今回は基本的な操作を実践的に学ぶ機会に参加できて、今後のドライボックスでの練習に生かせる充実したものでした。婦人科領域では腹腔鏡適応が広がっており腹腔鏡ができれば活躍の場が広がります。産婦人科1年目でこのような機会を頂け、誠に良い1日でした。