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桂木教授の部屋

産婦人科研究室配属を終えて 医学科3年生 井形唯音さん

本日は宮崎大学医学部医学科3年生の井形唯音さんを紹介いたします。井形さんは10月6日から11月7日の一か月間大変熱心に『新生児低酸素虚血性脳症』に対するローヤルゼリーの効果という研究に取り組みました。前回に引き続きという事で、今回は①研究室配属を終えて ②研究室配属の発表を終えて ③今後の臨床学習に期待する事 ④将来の医師像 に関して感想を語って頂きました。

①産婦人科研究室配属を終えて 産婦人科学分野での研究室配属は、想像以上の満足感があるものでした。研究がメインだと思っていましたが、病棟でのオペ見学やカンファレンスなどにも参加させていただけて、臨床実習はもちろん、臨床科目の講義への楽しみも増しました。また、研究は先生方に一つひとつ丁寧にご指導していただきました。結果としては良いものが得られて研究の面白さや、地道な作業を忍耐強く続けていくことで、日々の研究結果が得られていることを実感しました。

②研究室配属の発表を終えて 発表を終えて、同級生たちはみんなそれぞれの研究内容についてしっかりと理解していて、様々な質問に対しても自信を持って答えており自分も負けてられないなと刺激をもらいました。また、プレゼンの仕方やスライドの作り方も個性があり、今後の参考になりました。

③今後の臨床学習に期待する事 今回、手術見学をさせていただきましたが、知識がほとんどない状態だったので先生の説明を理解するのに必死だったり、只々手術スタッフの皆さんのかっこよさに圧倒される実習でした。
臨床実習では、自分が持っている知識とリアルタイムで紐付けながら手術見学などをさせてもらって、より理解を深め将来に繋げられる実習にしていきたいです。そのために、学祭明けから始まる臨床科目の講義を通して、たくさんの知識を蓄えたいです。

向かって左:医学科3年生 山本菜々美さん 右:井形唯音さん 

④将来の医師像 将来の理想の医師像は、患者さんにこの先生に診てもらいたいと思ってもらえる、選んでもらえる医師です。そうなるには腕のよさと様々な人に寄り添って人に好かれる人間性の両方を身につけなければならないと思っています。そのために積極性を持って勉強したり多様な人と交流して人間力を高めていきたいです。

産婦人科学分野の皆様、1か月間本当にありがとうございました。

向かって左より、私、井形さん、山本さん、指導者 楊先生