循環器グループ
CLINICAL MEDICINE & RESEARCH
診療について
当グループは心臓病を抱えたこども達や御家族に寄り添いながら、こども達が治療を乗り越え、安心して社会生活を送ることを目指して診療に当たっています。近年はお母さんの体内にいる頃から診断する機会が増えてきています。これは生後直ちに治療計画を立てることが望ましい生まれつきの心臓病(先天性心疾患)を対象にしています。時に県外の医療施設にて分娩して頂くことをご案内することがありますが、より安全により迅速に治療に専念して頂くために行っています。また、乳幼児健診で体重が思うように増えないお子さんや心雑音を認めるお子さんも心臓病の恐れがあるため、診断・治療を行っています。さらに、学校心臓検診で心電図異常を認めるお子さん達も数多く、診療しております。先天性心疾患以外にも心臓の筋肉の病気(心筋症)や重症川崎病の診療も積極的に取り組んでいます。
県内唯一の小児循環器専門医を育成する機関として、こども達やご家族が安心して医療を受けられることはもちろんのこと、次世代を担う若い希望に満ちた医師とともに診療を行っています。
生涯に渡り医療を必要とする疾患も数多く対象としているため、小児期のみならず、成人期医療への橋渡しまで責任をもって取り組んでいます。
かつてはこども達の心臓病はこわい病気として知られていましたが、近年では医療の進歩により、目覚ましく治療成績が向上しております。御家族だけで悩まれることなく、お気軽に相談して頂き、心臓病のこども達が笑顔に家族と一緒に過ごせる日々が送れるように診療を行って参ります。
原田 雅子
兒玉 祥彦
高村 一成
山下 尚人(宮崎県立宮崎病院)
井福 俊允(宮崎県立宮崎病院)
横山 亮平(宮崎県立宮崎病院)
小川 智香(宮崎県立日南病院)
入佐 浩史(都城市郡医師会病院)
