はじめに
タンパク質のダイナミックな構造変化を伴う系の分子機構に焦点を合わせて研究を進めています。 X線結晶構造解析を柱とし、分子生物学・生化学・分光学的な手法を駆使した研究の展開により、複雑な分子メカニズムの視覚化を目指しています. 研究のポリシーは、"構造情報からの予測に妥協することなく、実測することに徹底的にこだわる"こと。道半ばのテーマばかりですが・・。
News
2025年03月11日

Research topics of Wada Laboratory
生物界にはFe-Sクラスターと呼ばれるコファク ターを持つ蛋白質が呼吸や光合成といった普遍的な代謝を担っています。.....
生体にとって必須の抗酸化物質であるグルタチオン(GSH; γ-Glu-Cys-Gly)は、グルタミン酸側鎖を介した特殊なペプチド結合(γ-グルタミル結合)を有し.....
有害赤潮の崩壊を司る天然海洋ウイルスの宿主認識機構の解明.....
紅藻やラン藻などの光合成生物では、光合成装置や光捕集装置にテトラピロール色素が存在し、これらが機能してはじめて効率的な光合成が可能になります。.....
シアノバクテリアは最初の光合成生物であり、光合成の集光装置としてフィコビリソームを持ちます。多くのシアノバクテリアには、.....