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宮崎大学医学部 病理学講座 構造機能病態学分野(旧 第1病理)
(Division of Pathophysiology, Department of Pathology, Faculty of Medicine, University of Miyazaki)
のホームページです。
開講以来、一貫して循環器疾患(動脈硬化・動脈血栓症、静脈血栓症)の病理・病態解明に取り組んでいます。
人体病理、培養細胞、血流モデル、動物モデル、イメージングなどの複合的な解析方法で研究を行っています。
近年では、がん関連血栓症、周産期疾患(癒着胎盤・羊水塞栓症)の研究も行っています。
(詳しい内容はこちら)

また、宮崎大学医学部附属病院の病理診断を、附属病院病理部・病理診断科と、病理学講座 腫瘍形態病態学分野(旧第2病理)と協力して行っています。 

*旧サイトも閲覧できます(リンク

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白血病に合併する脳出血に関する原著論文が掲載されました

本講座の魏助教らが、白血病に合併する脳出血に関する原著論文を発表しました。

本研究では、白血病患者における重篤な合併症である脳内出血の発症機序を明らかにすることを目的として、剖検例を用いた病理学的解析が行われました。白血病症例37例と対照20例を対象に、中枢神経系の血管病変の特徴および止血関連因子の発現について詳細に検討しています。

その結果、多くの白血病症例では、白血球細胞そのものが脳血管に浸潤することで、内皮障害や血管壁の変性等の血管傷害を引き起こすことを明らかとし、これらが出血の背景となる可能性が示されました。さらに、好中球由来プロテアーゼであるカテプシンGの発現が血管障害と関連し、VEGF発現が白血病細胞の髄膜進展に関連していることが明らかとなり、白血病細胞が血管傷害に関与する分子機序の一端が示唆されました。

Ref) https://doi.org/10.1016/j.rpth.2026.103433

これらの知見は、白血病における脳出血の病態理解を深めるとともに、出血リスクの評価や新たな治療標的の探索につながる可能性があり、臨床的にも重要な意義を有する研究と考えられます。

なお、本研究は、宮崎大学医学研究者育成コースに所属している医学科生の解凱堯さんも参画しました。本研究内容で、解さんは宮崎大学医学研究者育成コース (2025年度) 医学部長賞を受賞しています。

本研究成果は、国際血栓止血学会の公式誌である Research and Practice in Thrombosis and Haemostasis 誌 に掲載されました。

リンクは以下からです。open access であり、どなたでもご覧いただけます。
Gi T, Kai K, Shide K, Nakamura E, Oguri N, Aman M, Maekawa K, Moriguchi-Goto S, Nakai M, Shimoda K, Hisada Y, Yamashita A. Cathepsin G is associated with cerebral vascular injury in myeloid leukemia: A pathological insight into intracranial hemorrhage. Res Pract Thromb Haemost. 2026;10:103433. doi:10.1016/j.rpth.2026.103433.

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