所属学会

• ・日本救急医学会
• ・日本外傷学会
• ・日本航空医療学会
• ・日本災害医学会

研究キーワード

• ・外傷
• ・補体系
• ・病院前診療システム

研究テーマ

• ・外傷における補体活性化に関する研究
• ・ドクターヘリによる地域病院の一時収容システムに関する研究
• ・外傷性腹腔内出血の診療システムに関する研究

論文

・論文投稿なし

学会発表

・学会発表なし

所属学会

• ・日本救急医学会
• ・日本内科学会

研究キーワード

・血液凝固第ⅩⅢ因子

研究テーマ

• ・出血性ショックの患者と凝固第ⅩⅢ因子の臨床研究
• ・凝固第ⅩⅢ因子の検体保存研究

論文

・論文投稿なし

学会発表

・学会発表なし

所属学会

• ・日本救急医学会
• ・日本救急医学会関東地方会
• ・日本救急医学会九州地方会
• ・日本臨床救急医学会
• ・日本災害医学会

研究キーワード

• ・救急救命士
• ・病院救急救命士
• ・地域医療
• ・ショック
• ・末梢静脈路確保
• ・重症度・緊急度判定
• ・Rapid Response System
• ・National Early Warning Score
• ・救急蘇生教育
• ・シミュレーション教育
• ・災害初動対応

研究テーマ

・救急救命士を対象とした末梢静脈路確保の成否因子に関する研究

論文

・論文投稿なし

学会発表

• ・鵜澤佑、落合秀信、作田翔平、秋田健太郎、能登路賀一、末吉敦：徳洲会グループ病院における病院救急救命士を対象とした就業実態調査.第24回日本臨床救急医学会総会・学術集会. 2021.06（神奈川・WEB）
• ・鵜澤佑、落合秀信：徳洲会グループ病院における救急救命士を対象とした就業実態調査.第25回日本救急医学会九州地方会学術集会. 2021.06（宮崎・WEB）
• ・鵜澤佑、工藤陽平、遠藤穣治、落合秀信：山間部の中核病院における患者急変の判断要因.第49回日本救急医学会総会・学術集会. 2021.11（東京）
• ・工藤陽平、鵜澤佑、遠藤穣治、落合秀信：救急医が看護師にシミュレーション形式でSBARを指導すると?－教えてもらう前と後－.第49回日本救急医学会総会・学術集会. 2021.11（東京）
• ・鵜澤佑、落合秀信、作田翔平、秋田健太郎、能登路賀一、末吉敦：民間グループ病院における救急救命士を対象とした就業実態調査.第49回日本救急医学会総会・学術集会. 2021.11（東京）
• ・鵜澤佑、落合秀信、作田翔平、秋田健太郎、能登路賀一、末吉敦：民間グループ病院における救急救命士を対象とした満足度調査. 第49回日本救急医学会総会・学術集会. 2021.11（東京）
• ・鵜澤佑、工藤陽平、遠藤穣治：救急科介入前後におけるSBARを使用したシミュレーション教育の効果. 第32回宮崎県国保地域医療学会. 2021.11（宮崎・誌上）
• ・鵜澤佑、工藤陽平、遠藤穣治：西諸医療圏における災害医療・救急医療支援講座設置前後の効果と初期5ヵ月間の活動報告.第32回宮崎県国保地域医療学会. 2021.11（宮崎・誌上）
• ・鵜澤佑、工藤陽平、遠藤穣治、落合秀信：山間部の災害拠点病院における全部署を対象とした災害初動対応訓練の効果－災害医療・救急医療支援講座介入前後の比較－. 第27回日本災害医学会総会・学術集会. 2022.03（広島・WEB）
• ・遠藤穣治、鵜澤佑、工藤陽平、落合秀信：コロナ禍の副産物、リモート検討会は救急救命士の意識を変えうるか? 第27回日本災害医学会総会・学術集会. 2022.03（広島・WEB）

1．研究の概要

近年、高齢化の進展と医療費の増加に伴い、世界的に医療の質や適切な医療を受けることに対する関心は高まりつつあります。 本研究の目的は、一般社団法人日本脳神経外科学会（以下、本学会）会員が所属する、 日本全国の脳神経外科施設における手術を含む医療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、 患者さんに最善の医療を提供することを目指すことです。データベースは複数の階層からなります。最も基本的なデータベースでは、 できるだけ多くの患者さんの簡素な医療情報を収集し、より高層階のデータベースでは、 臨床研究、医療機器開発、治験、お薬や医療機器の市販後調査などの個別の目的に応じたデータベースを構築する予定です。
収集したデータを分析することで、日本の脳神経外科領域における以下の課題について明らかにすることができます。

• ・手術を含む脳神経外科医療を行っている施設の特徴
• ・医療水準の評価
• ・手術・治療を受けた方の治療の結果
• ・これから手術・治療を受ける方の死亡・合併症の危険性の予測など
• ・専門医の資格更新要件到達度
• ・専攻医の研修目標到達度
• ・脳神経外科専門医制度のあり方に関する基礎資料
• ・医療機器や薬剤などの市場調査
• ・臨床研究、治験などを計画する際の基礎資料

これにより、日本の脳神経外科医療の実態を「見える化」し、 明らかとなった課題に対して実際のデータに基づく改善策の検討や、 施設、地域や全国単位での医療の水準を明らかにし、比較することなどが可能となります。
また、分析結果から、より正確に手術や治療にともなう危険が明らかとなり、 担当医は患者さんやご家族とともに、治療に伴う危険と利益を共有した上で、治療方針を決定することができます。 全国の脳神経外科医療の実態を俯瞰した視点で検証することで、全国の患者さんが安心して手術・治療を受けられるようにするため、 より良い脳神経外科専門医制度のあり方を検証するための基礎資料ともなります。
今後、基盤データベースを発展させ、さまざまな研究と連携して運営することで、 臨床現場がさらに充実した脳神経外科医療を提供していくために役立つものとなります。
なお、この登録事業には、当院以外にも日本脳神経外科学会会員が所属する施設約2700の病院や診療所が参加します。 当研究全体の統括は山形大学先進がん医学講座教授の嘉山孝正氏になります。本学での本研究にかかる責任者は、救命救急センター長の落合秀信になります。

2．目的

本研究の目的は、一般社団法人日本脳神経外科学会会員が所属する、 日本全国の脳神経外科施設における手術を含む医療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、 患者さんに最善の医療を提供することを目指すことです。
よって本研究は、全国の脳神経外科医療の実態を俯瞰した視点で検証することで全国の患者さんが安心して手術・治療を受けられるようにするため、 より良い脳神経外科専門医制度のあり方を検証するための基礎資料とすることを目的とする学術研究活動として実施されます。

3．研究実施予定期間

この研究は、倫理委員会承認後から平成35年9月まで行われます。

4．対象者

平成30年1月から平成35年9月に本院脳神経外科疾患のために救命救急センターに入院され治療を受けられた方が対象となります。

5．方法

この事業は、日本脳神経外科学会が主導する多施設共同研究です。 この研究では、宮崎大学医学部附属病院救命救急センターに脳神経外科疾患のため入院されている患者さん全てを対象とさせていただく予定です。 日本全国で年間約３０万件の患者さんの登録を予定しております。 この研究では、手術や検査など、通常の診療で行われる脳神経外科医療の情報を、専用のインターネットを介して、 日本脳神経外科学会（以下本学会）事務局に送ります。 具体的な研究登録項目は、下にお示ししますが、個人を特定される情報は含みません。 自分の情報の登録を希望されない方は、宮崎大学医学部附属病院救命救急センターの研究相談窓口（救命救急センター長　落合秀信）にご相談ください。
脳神経外科学会では、事務局で全国から収集しましたデータを用いて、 脳神経外科で入院治療を受けられた患者さんの病気ごとの治療件数や治療に伴うリスクや入院日数などについて、解析を行う予定です。

登録項目の実際は、下記のようです。

①施設情報

②患者情報

• ・生年月日（生年のみ必須）
• ・年齢
• ・性別
• ・登録の拒否申請
• ・患者居住地の所在地情報
• ・発症日
• ・発症前mRankin scale

③主治医情報

④入院情報

• ・入院年月日
• ・入院経路
• ・予定入院／緊急入院

・救急搬送の有無

⑤退院情報

• ・退院年月日
• ・在院日数
• ・退院先
• ・退院時mRankin Scale
• ・退院時Glasgow Outcome Scale (GOS)

⑥診療目的

• ・診断検査
• ・教育入院
• ・内科治療
• ・手術
• ・化学療法
• ・放射線治療
• ・リハビリテーション
• ・終末期管理
• ・その他

⑦診断検査

• ・CT
• ・MRI
• ・脳波
• ・核医学
• ・高次脳機能検査
• ・脊髄造影
• ・カテーテル血管撮影／読影
• ・その他

⑧内科治療

• ・抗血小板療法
• ・抗凝固療法
• ・脳保護療法
• ・抗浮腫療法
• ・けいれん　てんかん　薬物療法
• ・頭痛　薬物療法
• ・モニタリング下の神経集中治療
• ・感染症治療
• ・その他

⑨化学療法

⑩放射線療法

• ・定位放射線治療
• ・定位放射線治療以外

⑪手術

• ・大分類　（以下、各大分類ごとに、主病名、発症形式、術式を登録）
• 　■脳腫瘍
• 　■脳血管障害
• 　■頭部外傷
• 　■水頭症／奇形
• 　■脊髄／脊椎／末梢神経
• 　■脳症／感染症／炎症性疾患／その他
• ・主病名
• ・発症形式／受傷機転（頭部外傷のみ）
• ・術式

⑫ 手術情報

• ・手術日
• ・手術時年齢
• ・術式分類
• ・術者
• ・指導的助手
• ・開頭術者
• ・助手
• ・見学
• ・麻酔法
• ・手術回数

図　データの収集方法

なお、倫理委員会承認日から平成35年9月30日までです。

6．費用負担

この研究を行うにあたり、対象となる方が新たに費用を負担することは一切ありません。

7．利益および不利益

この研究にご参加いただいた場合の利益・不利益はありません。参加を拒否された場合でも同様です。

8．個人情報の保護

研究にあたっては、対象となる方の個人情報を容易に同定できないように、数字や記号などに置き換え、 「匿名化された試料・情報（どの研究対象者の試料・情報であるかが直ちに判別できないよう、加工又は管理されたものに限る）」として使用いたします。

9．研究に関する情報開示について

ご希望があれば、研究計画および研究方法についての資料を閲覧することができます。 ご希望がある場合は、下記連絡先へ遠慮無く申し出てください。ただし、研究の独創性確保に支障のない範囲内で情報開示を行います。

10．研究資金および利益相反について

宮崎大学医学部附属病院救命救急センターにおいては、この研究に関しては情報を登録するのみですので、 経費は、宮崎大学法人運営費で賄われます。よって利益相反注1）はありません。
注１）臨床研究における利益相反とは、 研究者が当該臨床研究に関わる企業および団体等から経済的な利益（謝金、研究費、株式等）の提供を受け、 その利益の存在により臨床研究の結果に影響を及ぼす可能性がある状況のことをいいます。

11．研究成果の公表

この研究で得られた研究成果を学会や医学雑誌等において発表します。この場合でも個人を特定できる情報は一切利用しません。

12．参加拒否したい場合の連絡先

この研究に参加したくない（自分のデータを使ってほしくない）方は下記連絡先へ遠慮無く申し出てください。 しかしながら、データ解析後、もしくは学会等で発表後は途中辞退することができない場合もあります。

13．疑問、質問あるいは苦情があった場合の連絡先

この研究に関して疑問、質問あるいは苦情があった場合は下記連絡先へ連絡をお願い致します。

1．研究の概要

外傷は子供や若年層の死因の第1位、2位を占め、社会的損失の大きい健康問題です。 外傷の診療の質を評価し、向上させることは外傷による死亡率を低下させるために重要なことです。 本研究では、外傷診療にかかわるデータを全国の医療施設（主に救命救急センター）から収集し、 各医療施設の診療の質評価や、診療行為の効果を評価するための分析を行います。 本研究は、日本救急医学会と日本外傷学会が運営する日本外傷データバンク (Japan Trauma Data Bank, JTDB) に登録を行いますので、 研究は日本救急医学会と日本外傷学会が主導で行います。 プロジェクト全体の統括責任者は、 防衛医科大学校防衛医学研究センター外傷研究部門齋教授の齋藤大蔵先生になります。 本学では、救命救急センターセンター長の落合秀信が、統括責任者となります。

連絡先

プログラム全体の統括責任者

2．目的

本研究は、外傷診療にかかわるデータを全国の医療施設（主に救命救急センター）から収集し、 各医療施設の診療の質評価や、診療行為の効果を評価するための分析を行います。 つまり、診療の質を評価し向上させることにより外傷による死亡率低下に貢献することを目的としています。 よって、この研究は、外傷治療に関連する新しい知識を得ることを目的とする学術研究活動として実施されます

3.　研究実施予定期間

この研究は、倫理委員会承認後から2020年3月まで行われます。

4．対象者

2018年4月から2020年3月に本院救命救急センターに入院され、外傷に対する治療を受けられた方が対象となります。

5．方法

対象となる方のカルテ情報から、個人を特定できる情報を除外した形で、 受傷原因、受傷時の血圧、心拍数、呼吸数、病院での処置・治療内容、入院日数、死亡の有無などのデータを登録します。 登録はインターネットを用いた入力により行います。
本学の情報の管理責任者は、救急・災害医学分野事務の温水きさ子になります。

6．費用負担

この研究を行うにあたり、対象となる方が新たに費用を負担することは一切ありません。

7．利益および不利益

この研究にご参加いただいた場合の利益・不利益はありません。参加を拒否された場合でも同様です。

8．個人情報の保護

研究にあたっては、対象となる方の個人情報を容易に同定できないように、数字や記号などに置き換え、 「匿名化された試料・情報（どの研究対象者の試料・情報であるかが直ちに判別できないよう、加工又は管理されたものに限る）」として使用いたします。

9．研究に関する情報開示について

ご希望があれば、研究計画および研究方法についての資料を閲覧することができます。 ご希望がある場合は、下記連絡先へ遠慮無く申し出てください。ただし、研究の独創性確保に支障のない範囲内で情報開示を行います。

10．研究資金および利益相反について

この研究に関する経費は、登録にかかるJTDBの運用は日本救急医学会ならびに日本外傷学会の事業費で行われます。 また、本学における登録に必要な経費は講座運営費で賄われます。
本研究の実施責任者と分担研究者は本研究に関わる企業および団体等からの経済的な利益の提供は受けていないため、 利益相反注1）はありません。

臨床研究における利益相反とは、 研究者が当該臨床研究に関わる企業および団体等から経済的な利益（謝金、研究費、株式等）の提供を受け、 その利益の存在により臨床研究の結果に影響を及ぼす可能性がある状況のことをいいます。

11．研究成果の公表

この研究で得られた研究成果を学会や医学雑誌等において発表します。この場合でも個人を特定できる情報は一切利用しません。

12．参加拒否したい場合の連絡先

この研究に参加したくない（自分のデータを使ってほしくない）方は下記連絡先へ遠慮無く申し出てください。 しかしながら、データ解析後、もしくは学会等で発表後は途中辞退することができない場合もあります。

13．疑問、質問あるいは苦情があった場合の連絡先

この研究に関して疑問、質問あるいは苦情があった場合は下記連絡先へ連絡をお願い致します。

1．研究の概要

ドクターヘリの診療の質を向上することを目的とする調査です。 ドクターヘリで診療された患者さまの診療情報を全国の施設から集め、 一元的にデータベース化することによって調査を行います。
（この調査は、日本航空医療学会が中心となり全国の医療機関と共同で行っています｡）

- 連絡先 -

- 研究事務局 -

- 共同研究機関 -

- 研究実施予定期間 -

2．研究の目的

この調査は、我が国におけるドクターヘリによる診療の全体像を把握し、 今後の診療における質の向上に役立たせることを目的とする学術研究活動として実施されます。

3．対象者

倫理委員会承認後～2020年3月31日までのあいだに、当院へドクターヘリで搬送された患者さんならびに、 救急車で病院まで搬送された患者さんで、以下の病名に該当する人が対象になります。

• （ア）外傷
• （イ）急性冠症候群（ただし、詳細不明の内因性疾患を除く）
• （ウ）脳梗塞
• （エ）脳内出血
• （オ）くも膜下出血

4．方法

この調査では、担当者が対象となる方のカルテ（診療記録）等から、搬送日、年齢、症状、重症度、処置、転帰などについて匿名で集計いたします。
個人情報管理は、宮崎大学医学部病態解析医 学講座救急・災害医学分野 事務員 氏名 温水 きさ子が行います。
また、これらのデータは、研究統括機関である日本航空医療学会（研究統括者：猪口貞夫）に電子ファイルの形で提供します。
データ提供先である中央登録機関並びに情報管理責任者も猪口貞夫になります。

5．費用負担

この研究を行うあたり、対象となる方が新たに費用を負担することは一切ありません。

6．利益及び不利益

この研究にご参加いただいた場合の利益・不利益はありません。参加を拒否された場合でも同様です。

7．個人情報の保護

研究にあたっては、対象となる方の個人情報を容易に同定できないように、数字や記号などに置き換え、 「匿名化された試料・情報（どの研究対象者の試料・情報であるかが直ちに判別できないよう、加工又は管理されたものに限る）」として使用いたします。

8．研究成果の公表

この研究で得られた研究成果を学会や医学雑誌等において発表します。この場合でも個人を特定できる情報は一切利用しません。

9．参加拒否したい場合の連絡先

この研究に参加したくない（自分のデータを使ってほしくない）方は下記連絡先へ遠慮無く申し出てください。しかしながら、データ解析後、もしくは学会等で発表後は途中辞退することができない場合もあります。

10．疑問や質問があった場合の連絡先

この研究に関して疑問や質問があった場合は下記連絡先へ遠慮無く連絡をお願いいたします。

11．本研究は以下の研究統括機関により行われております。

研究統括機関：日本航空医療学会

研究統括者：猪口貞夫

Phone: 03-3384-8042

データ提供先である中央登録機関並びに情報管理責任者：同上

1．研究の概要

熱傷の入院患者さんの診療情報をたくさんの施設から集め、一元的にデータベース化することによって熱傷診療の調査を行います。 この調査は、我が国における熱傷診療の全体像を把握し、今後の熱傷診療における質の向上に役立たせることを目的としております。 （この調査は、日本熱傷学会が中心となり全国の医療機関と共同で行っています。）

- 共同研究機関 -

この研究は、本学と上記の研究機関との間で、 法令等に準拠して作成した共通の研究計画書に基づいてグループを形成し、共同研究として実施されます。 したがって、本研究に参加する研究機関は、共通の研究目的と実施計画の下に一体的に学術研究活動を行っております

2．研究の目的

本研究の目的は、本邦における熱傷診療の全体像を把握するとともに、診療情報を分析して、熱傷診療の質の向上を図ることです。 なお、この研究は、熱傷の治療に関連する新しい知識を得ることを目的とする学術研究活動として実施されます。

3．研究実施予定期間

この研究は、倫理委員会承認後から2021年3月まで行われます。

4．対象者

承認後から2021年3月に本院救命科・皮膚科・形成外科に入院され、熱傷の治療を受けられた方が対象となります。

5．方法

対象となる方のカルテ情報から、重症度、部位、症例数、手術治療および転帰について 「熱傷入院患者レジストリー」にデータを蓄積します。 日本熱傷学会はこのデータを用いて、 本邦における熱傷入院患者の重症度、部位、症例数、手術治療および転帰について集計し、 経年変化および地域格差、予後因子の解析などの基本的な調査を定期的に行い、本邦における熱傷診療の全体像を明らかにします。

- データの保管・管理 -

「熱傷入院患者レジストリー」に登録されたデータの保管・管理は、日本熱傷学会が、 下記のインターネットデータセンターを利用して行い、情報管理者は日本熱傷学会代表理事（斎藤大蔵）とする。

6．費用負担

この研究を行うにあたり、対象となる方が新たに費用を負担することは一切ありません。

7．利益および不利益

この研究にご参加いただいた場合の利益・不利益はありません。参加を拒否された場合でも同様です。

8．個人情報の保護

研究にあたっては、対象となる方の個人情報を容易に同定できないように、数字や記号などに置き換え、 「匿名化された試料・情報（どの研究対象者の試料・情報であるかが直ちに判別できないよう、加工又は管理されたものに限る）」として使用いたします。

9．研究に関する情報開示について

ご希望があれば、研究計画および研究方法についての資料を閲覧することができます。 ご希望がある場合は、下記連絡先へ遠慮無く申し出てください。 ただし、研究の独創性確保（あるいは、特許に関わる事象）に支障のない範囲内で情報開示を行います。

10．研究資金および利益相反について

この研究に関する経費は、医局運営費で実施します。
なお、本研究の実施責任者と分担研究者は本研究に関わる企業および団体等からの経済的な利益の提供は受けていないため、 利益相反）はありません。

臨床研究における利益相反とは、 研究者が当該臨床研究に関わる企業および団体等から経済的な利益（謝金、研究費、株式等）の提供を受け、 その利益の存在により臨床研究の結果に影響を及ぼす可能性がある状況のことをいいます

11．研究成果の公表

この研究で得られた研究成果を学会や医学雑誌等において発表します。この場合でも個人を特定できる情報は一切利用しません。

12．参加拒否したい場合の連絡先

この研究に参加したくない（自分のデータを使ってほしくない）方は下記連絡先へ遠慮無く申し出てください。 しかしながら、データ解析後、もしくは学会等で発表後は途中辞退することができない場合もあります。

13．疑問、質問あるいは苦情があった場合の連絡先

この研究に関して疑問、質問あるいは苦情があった場合は下記連絡先へ連絡をお願い致します。