ドクターカー
DOCTOR CAR
すでに全国各地で救命救急センターを中心に運用されており、地域の救急医療の一躍を担っています。当院のドクターカーは宮崎県ドクターヘリの補完として平成26年4月17日からドクターカーの運行を開始しました。
天候不良や時間外でのドクターヘリ対応困難な事案に対して、ドクターカーによる現場でのより早い医療提供が可能となりました。 ドクターカーはドクターヘリと同様の救命資器材を積載し、医療スタッフが乗り込んで出動します。出動すると赤色灯をつけサイレンを鳴らして緊急走行します。
当院が運用しているドクターカーはSUV車を改良した車両で災害現場や、山中での事故現場にも出動することができます。
県内各消防からの要請を受け、出動したドクターカーは、コンビニエンスストアの駐車場などで傷病者を乗せた救急車と合流(ドッキング)します。医療スタッフが救急車両に乗り込み、車内で救急診療を開始します。病状などから搬送先の病院を決定します。医師は搬送先病院に到着するまで、救急車内で治療を行いながら搬送を行います。
ドクターカーの仕組み
グラウンドナースからのメッセージ
グラウンドナースリーダー
米田 洋子
2025年度よりグラウンドナースリーダーになりました米田です。
宮崎大学ドクターカーは、救命救急士であるドライバーの運転で医師とともに出動し、傷病者の診察後必要な医療処置を行い、医療機関へ搬送します。医療資源も時間も人員も限られたなかでのグラウンドナースとしての活動は、病院での看護とは違う緊張感や難しさがありますが、やりがいや誇りも感じています。医師や救急隊と協力して傷病者に対して最善の対応がとれるよう、看護師としての自身の役割について考えながら日々活動しています。