MENU

スポーツ時の肋骨骨折について

スポーツ傷害Q&A

肋骨は何本あるの?

両側に肺を守るように12本あります。

スポーツで肋骨骨折する事があるの?

あります。特にゴルフでのスイング時に起こる事があり、疲労骨折と言われます。他には野球のピッチャーにも起こり得ます。又、サッカー、ラグビーなどの接触しやすいスポーツでは肋骨骨折に伴い気胸や血胸が起こる事もあります。

肋骨のどこの部位に起こりますか?

ゴルフの場合、右打ちの方なら左側に、左打ちの方なら右側の5、6、7番目の肋骨に起こりやすいです。

症状は?

骨折している部位の痛み、深呼吸や咳時の痛み、動いたときの痛みなどがあります。

何科にいけばいいの?

整形外科を受診して下さい。

検査方法は何があるの?

レントゲン検査を行います。

結果がすぐ分かるの?

レントゲン検査ではっきりと分かる場合と、肋骨はカーブしているので撮影条件によってはっきりと分からない場合があり、又、肋軟骨と言う部位はレントゲン検査では映らないので分からない場合があります。しばらく経過してから再度のレントゲン検査で分かる事があります。

治療方法は?

バストバンドという物を装着します。他には、湿布、鎮痛薬で対処します。

どのくらい痛みが続くの?

約2~3週間で少しずつ痛みが軽減していきます。

運動はどれ位で再開できるの?

約4週後に痛みが完全に消失してからが良いでしょう。