プレスリリース:デリケートな新生児の体重を触れずに計測-3D カメラによる新生児身体測定システム

  • ホーム
  • お知らせ
  • プレスリリース:デリケートな新生児の体重を触れずに計測-3D カメラによる新生児身体測定システム

デリケートな新生児の体重を触れずに計測3D カメラによる新生児身体測定システム
デジタル共創ラボ CoCo-CAFE NOBEOKA に展示

子育て世代・子ども健康看護科学(母性看護学領域)の金子政時教授が、本学工学部工学科機械知能工学プログラムの川末紀功仁教授らと開発に着手した新生児体重計測装置「3D カメラによる新生児身体測定システム」について、プレスリリース(報道発表)を行いました。

プレスリリースの概要:

  • 今回開発した新生児体重計測装置は、AI(人工知能)と AR(拡張現実)技術を駆使し、スマートグラスや3Dカメラを用いて、保育器の中の新生児、とくに早産児に触れることなく体重・頭囲・身長など、成長と健康状態を診ることできる装置です。
  • 旭化成ネットワークス株式会社(本社:宮崎県延岡市、社長:小金澤 晃 様)の協力を得て、同社が運営するデジタル共創ラボ「CoCo-CAFE NOBEOKA(ココカフェ ノベオカ)」(所在地:宮崎県延岡市幸町3 丁目101 番地 延岡駅西口街区ビル2階)に、この新生児体重計測装置の試作機を、2023年1月18日から7 月末まで展示する予定です。
  • 本研究のポイントは以下の通りです。
    ① 非侵襲-超デリケートな赤ちゃんの肌に触れることなく、体重・頭囲・身長を計測可能
    ② 点滴チューブなどがあっても計測可能
    ③ 3Dカメラ撮影とAI・深層学習による三次元測定データを新生児3D体形標準モデルに
    フィッティングさせて測定。膝関節が曲がっていても身長を計測可能
    ④ 新生児、とくに超低出生体重児等の医療現場で、医療関係者の精神的・時間的負担を軽減できる

プレスリリース資料はこちら(宮崎大学HP)

ページの先頭へ