トビタテ!留学JAPAN(11期生)

トビタテ!留学JAPANに看護学科2年生、奈良場悠香さんが採用されました。

2020年3月にカンボジアのジャパンハート医療センターに約1か月間、留学します。そこで、奈良場さんの活動内容(予定)を紹介します。

【活動テーマ】
「山間部に住む宮崎県民の健康水準を向上させる」
目的:より地域に密着した訪問看護ステーションを宮崎県で起業し、山間部に住む宮崎県民の健康水準を向上させる。
概要:医療施設が少なく、病院までの交通手段が限られている遠隔地では、都心部との医療格差が広がっている。そこで、これらの医療格差問題解決に貢献するために、医師の駐在不要な訪問看護ステーションを起業することで、宮崎県の山間部でも気軽に医療が受けられるようになると考え、医師の駐在不要な訪問看護ステーションを起業するために必要な経験・知識を習得することが留学の目的である。

【研修内容】
ジャパンハート医療センター(カンボジア)
たでいけ至福の園(宮崎県北諸県郡三股町大字蓼池3637-1)
給食事業等に力を入れ、予防医療に貢献している「ジャパンハート医療センター」と、高齢期を迎えた方々が、いかなる肉体的、精神的ハンディキャップを背負うことになっても、人生の最後まで個人として尊重され、安全にその人らしく生き生きと暮らすことのできる「家」となる施設を作りたい、という理念で活動されている「たでいけ至福の園」で、医療・福祉に対する姿勢を学ぶ。また、たでいけ至福の園では、宮崎県在住者が求める医療サービスについて調査する。

たでいけ至福の園(宮崎県三股町)

 【奈良場さんからのアドバイス】
1.企画書作成・プレゼンのポイント
医療系等の学生は、授業・実習等で学生生活が過密スケジュールになりがちなので、留学に行くと決心したら、できるだけ早めにスケジュールを立てる必要があると思います。私は大学1年生の時から留学に向けた具体的な活動を行っていました。留学期間だけでなく、留学の申し込みや奨学金、留学テーマに沿った知識の習得や語学に関しても考慮することをお勧めします。語学力については、留学先や期間、留学内容によっても変わると思いますので、留学受け入れ先機関に確認を取っておくと良いと思います。
2.今回挑戦してみて良かったこと
トビタテ!留学JAPANを通して、宮崎大学医学部以外の学部に所属する熱意を持った学生との交流の機会が増えたため、私の留学テーマである地域医療に関しても、医療以外の視点から考察することができました。また、壮行会や事前研修、事後研修もあるため、他大学の学生とも意見交換することができました。

【宮崎大学で支援してくださった方々】
国際連携センター(木花キャンパス)、看護学科地域連携・国際交流委員会の先生等

【派遣壮行会の様子と各大学別採用者数】
11期生派遣壮行会(文部科学省)  11期生壮行会で奈良場さんは代表者の一人として発表しました。
大学別採用者数  1~11期生まで、宮崎大学からは52名が採用されています。
毎日新聞Web版  毎日新聞Web版で奈良場さんの発表の様子が視聴できます。

グローバル人材育成教育学会 宮崎大会第6回九州支部大会でも、今回の取り組みを発表しました。

 

 

 

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