8月 25
在宅ケア学会に参加しました!
8月に開催された在宅ケア学会で、一般演題発表「C-5 群 地域包括ケアシステム2」の座長を担当しました。
地域包括ケアシステムに関するさまざまな発表があり、熱心な議論が繰り広げられました。とても充実した時間を過ごすことができ、これからの研究にも良い刺激を受けました。
引き続き、地域ケアの発展に貢献できるよう頑張っていきます!
発表者の方々と写真を撮らせていただきました!
8月 03
3大学連携看護学実習が宮崎県椎葉村で実施されました
3大学連携看護学交換実習が、令和6年7月29日から8月2日まで、宮崎県椎葉村で実施されました。
この実習では、宮崎大学、鹿児島大学、東京慈恵会医科大学の学生が、椎葉村のj人々と交流し、山間地域における生活や医療、保健活動を学びました。
期間中に行われた学生イベント「私たちからみた椎葉村」では、実習期間中に学生が感じた椎葉村の雰囲気や特徴について話、それを題材に、椎葉村の方々とディスカッションをしました。企画は大変盛り上がり、かつ山間地域で暮らすことについての深い示唆を得られました。
3大学の学生がそれぞれ、自分たちの住む地域と椎葉村を比較しながら、学生間で意見交換をしながら、濃密な時間を過ごしていたようです。いつも楽しそうに実習に臨む4人の姿がとても印象できでした。
7月 28
能登半島地震・災害ボランティアに参加してきました
2024年7月27日、輪島市で瓦礫撤去のボランティアに参加していきました(主催:NGO TLAG)。
能登では公費解体があまり進んでいません。瓦礫撤去が進まないことが一因です。瓦礫撤去にはボランティアが必要ですが、現地では不足している印象です。その他にも様々な支援を必要とされています。
ボランティア終了後、発災時に火災があった輪島市河井町の様子を見てきました。私が育った場所です。5月の時点ではまだ瓦礫でいっぱいでしたが、今は撤去が進んでいるようです。ただし、街中は倒壊して手付かずの建物が多かったです。
7月 25
大学の広報HPに紹介記事が掲載されました
本学の広報HPに紹介記事が掲載されました
宮崎大学のひと ~スペシャルインタビュー~
「明日死ぬつもりで今日がんばる ~ 国内最高峰レースMt.FUJI100で総合22位に輝いたトレイルランナー教授 ~板谷 智也(いたたに ともや)さん」
https://www.miyazaki-u.ac.jp/public-relations/public/folder760/-mtfuji10022.html
7月 13
能登半島地震に関する論文が掲載されました
『Safety』に投稿した論文が受理されました。https://www.mdpi.com/2313-576X/10/3/62
今年1月に発生した能登半島地震ついての論文です。私は発災直後から現地で支援活動を行ってきましたが、この論文では、現地の状況を伝えるとともに今後の課題について考察しています。能登地震では過去の災害と同じ部分と異なる部分があります(当然ですが)。異なる部分について検証していくことが研究者の課題だと考えています。
能登は私の故郷であり、思い入れがありますので、(客観性は保ちつつ)この災害の検証を続けていきたいと思います。
7月 09
能登半島地震に関する論文が受理されました
『Safety』に投稿した論文が受理されました。今年1月に発生した能登半島地震について、発災直後から現地で支援活動を行ってきました。この論文では、現地の状況を伝えるとともに、今後の課題について考察しています。
*論文タイトルが初回投稿時のものから変更されたため、掲載時には別の論文タイトルになります
7月 04
KDBデータ解析に関する論文が掲載されました
『Nutrition Research and Practice』に投稿した論文が受理された論文が掲載されました。
この論文では、コロナ禍における生活習慣に関する住民調査とKDB健康診断データを統合分析することで、行動制限期間中の体重変化について調査しています。
https://doi.org/10.4162/nrp.2024.18.4.544
7月 01
論文が掲載されました
保育施設における食物アレルギー児の受け入れに関する論文が掲載されました!
この論文は全国の保育施設を対象に、エピネフリン投与を受けている食物アレルギー児の受け入れの実態と意欲を調査したものです。この調査から、管理システムや医療機関との連携が重要であることが明らかとなりました。
https://journals.lww.com/apallergy/fulltext/9900/acceptance_of_food_allergic_children_in_japanese.56.aspx
6月 30
日本地域看護学会第27回学術集会・口演発表とワークショップを行いました
日本地域看護学会第27回学術集会・ワークショップと研究発表を行いました
ワークショップ
次世代育成推進委員会主催「引き出しあい、つながる場」
~こんなことやってみたいを共有しませんか?~
復旧・復興の過程で生じる移動と地域社会とのつながり
~能登半島地震を対象に GIS(地理情報システム)を用いて~
研究発表
令和 6 年能登半島地震の現地状況と活動報告(口演)
WebGIS を用いた能登半島地震における保健師活動支援マップの作成(ポスター)
6月 10
データ活用に関する連携協定を締結 ~ 石川県羽咋市の介護保険事業計画の効果的な展開を目指す ~
令和6年6月4日(水)、宮崎大学医学部看護学科生活・基盤看護科学講座(教授:板谷 智也)は、羽咋市(市長:岸 博一)、株式会社ダイナトレック(取締役:佐伯 卓也)、金沢大学地域包括ケアとエリアマネジメント研究会(教授:佐無田 光)、金城大学(学長:米島 學)の4者と連携し、羽咋市が保有するデータの有効活用に基づき、羽咋市介護保険事業計画に掲げる各施策の効果的な展開などの共創を図ることを目的とした連携協定を締結しました。
少子高齢化の進展に伴い、全国各地で介護保険事業を展開していく上で、データを有効活用していくことが課題となっています。そこで、全国に先駆けて、産学官が連携する形でデータを有効活用した介護保険事業の展開を目指し、宮崎大学からは、介護保険事業施策とデータの関連性を整理し、システムモデル開発に係る助言を行うなど、各機関の強みを生かした連携を進めていきます。また、将来的には、データを生かしたまちづくりに向けて推進体制を確立し、スマートシティ化に役立てるとともに、各地のロールモデルとして水平展開していくことを想定しています。
宮崎大学では、各方面で企業や自治体、大学などと連携しながら、地域社会に必要とされる研究の推進と人材の育成に努めていくことにしています。
2024年06月10日 掲載 宮崎大学ニュースリリースより転載
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-1185.html
6月 10
論文が掲載されました
地理情報システムを用いた人流解析の論文がJMA Journalに掲載されました。
この論文では、オープンデータと地理情報システム(GIS)を用いて、人流クラスターを可視化しています。
https://www.jmaj.jp/detail.php?id=10.31662%2Fjmaj.2023-0208
5月 08
「枯葉剤/ダイオキシン濃厚汚染地区における低体重児の発育改善プロジェクト」合同調整報告式@ベトナム・フーカット県
ベトナム戦争時に米軍によって散布された枯葉剤に含まれるダイオキシンが子どもの発育に影響を与えていると言われています。このプロジェクトはJICA、フーカット医療センター、ハノイ国家大学、金沢大学が連携し、汚染地区の低体重児の発育改善を目的として行われているものです。プロジェクトの始まりは20年前に遡りますが、今回(2024年5月8日)ひとつの区切りとして合同報告式が執り行われました。私はこの報告式において、地理情報システムを用いた分析結果を報告させていただきました。
私がこのプロジェクトに関わったのは金沢大学に在籍時からで、終盤のごく短い期間でしたが、国際協力について学ぶ貴重な機会となりました。さまざまな専門家や研究者が力を合わせて取り組んできたプロジェクト、その集大成の場に立ち会えたことに感無量です。プロジェクト自体は一区切りとなりますが、ベトナムの方々が引き続き活動を続けられることを願うとともに、また機会があればベトナムと協力して研究や支援活動に携われることを期待しています。(板谷)
5月 05
令和6年能登半島地震 現地の支援活動を取材しました
2024年5月4日から5日にかけて、輪島市門前地区を訪問し、現地のボランティア団体による支援活動を取材しました。
今回取材した支援活動は、被災地の住民との対話イベントと、被災した家屋の災害ごみの撤去作業です。いずれも大学生が主体となって行われたボランティア活動でした。
被災地のごく一部しか見ていないため限定的な印象ではありますが、被災地を訪れているボランティアは非常に少ないと感じました。被災地支援においてはさまざまな事情があるため安易に意見を述べることはできませんが、東日本などの過去の大規模災害と比較すると、ボランティア(学生・一般問わず)の人数はかなり少ないようです。
4月 28
Mt. FUJI100完走、年代別入賞しました!
板谷研究員がMt.FUJI100(山岳レース)に出走し完走しました!
距離166.6Kkm 累積標高+7,039m
レースタイム 24:29;50 総合22位(出走2,146人)年代別(Men Veterans)3位
応援ありがとうございました。
【Mt. FUJI100とは】
総距離100マイル(約160キロ)にもおよぶ富士山麓のトレイルと、それに携わる人々と文化をつなぎます。不眠不休で走り続けるレースを通し、自らに挑戦することの大切さとトレイルランニングというスポーツの魅力を広めます。(公式HPより)
大会プロデューサー鏑木毅氏と
4月 15
ひむか看護論が開講しました!
4月15日、看護学科1年生の開講科目、「ひむか看護論」が始まりました!1年生の最初の授業になります。この授業はアクティブラーニング形式で行われ、地域と健康について学んでいきます。
4月 12
令和6年度の授業が始まりました!
4月12日いよいよ令和6年度の授業が始まりました!初っ端は3年生の開講科目「在宅看護援助論」です。オリエンテーションのあと、身体ワークショップで「感覚」を使った授業を行いました。在宅看護援助論では、積極的に体を動かし、体験に基づく学びを目指しています。
4月 09
論文が受理されました
『Nutrition Research and Practice』に投稿した論文が受理されました。この論文では、コロナ禍における生活習慣に関する住民調査とKDB健康診断データを統合分析することで、行動制限期間中の体重変化について調査しています。
3月 12
令和6年能登半島地震 3回目の被災地支援活動を行いました
3月8日から現地での3度目の支援活動に取り組みました。
この度、地域看護学会の要請を受け、岩手医科大学の佐々木先生と大阪医科大学の堀池先生と共に、仮設住宅の調査を実施しました。私は地元民として、主に案内役と地域の紹介、撮影を担当しました。3日間で内灘町、珠洲市、輪島市、志賀町、穴水町、七尾市を訪れました。現地では、360度カメラを使った撮影とGPSによる地理情報の収集を行いました。
輪島市門前地区では海底隆起で干上がってしまった港の視察も行いました。
活動の最終日には、金沢市内にある1.5次避難所を訪問。現地の状況を確認し、スタッフと情報交換を行いました。
2月 29
本を出版しました!
こんにちは、板谷です。
この度、私は新たに本を出版しました。これは私にとって2冊目の出版であり、単著としては初めての試みです。
書籍のタイトルは「看護教員のためのデジタルツール活用法[Web動画付]動画で学んでオンライン授業の質向上!」です。医学書院からの出版です。
この書籍は、看護教員がカメラやZOOMなどのデジタルツールをどのように活用すれば良いかを具体的に解説しています。特に、「アクティブラーニング」をデジタルツールを通じていかに実践するかについて詳述しています。加えて、WEB動画を用いた実際の操作方法を視覚的に学べるので、内容の理解を深めるのに大変役立ちます!
2月 05
令和6年能登半島地震 2回目の被災地支援活動を行いました
2月1日から現地に入り、2度目の支援活動に取り組みました。
今回は、災害支援を専門とする津田塾大学の柴田教授と協力し、輪島市の社会福祉協議会や地元で活動するNPO法人などとの対話を進めました。柴田教授によると、今後は復旧や復興に向けて、ボランティア活動がさらに重要になるとのことです。
私には、動物愛護団体からの依頼があり、斜面の崩落で車でのアクセスが不可能になった集落に残された猫に餌を届けるという任務を果たしました。輪島市名舟地区から土砂崩れの場所を越えて山を登り、20kgの荷物を背負い、往復10kmを歩きました。幸い、猫は無事でした!!
日程の後半では、NGO「Think Locally Act Globally」の管理下で、金沢市の二次避難所を訪問し、在宅診療医や訪問看護師と共に、避難している方々の健康チェックや相談に応じました。
1月 29
プレプリントが公開されました
こんにちは、板谷です。
私は元旦に発生した能登半島地震の支援のため、現地で様々な専門職らとともに支援活動を行ってきました。現地の状況を迅速に伝えるために、論文にまとめ投稿していおります。その内容がプレプリントとしてPre prints.orgに公開されました。
1月 14
第12回日本公衆衛生看護学会学術集会にてポスター発表を行いました
第12回日本公衆衛生看護学会学術集会にてポスター発表を行いました。
タイトル「GISとフィールドワークによる枯葉剤散布と低体重児出生の関連性の可視化」
この研究では、ベトナム戦争時に散布された枯葉剤と低出生体重児の関連について検証しています。この調査は、金沢大学医薬保健研究域の城戸教授が長年にわたり取り組んできたプロジェクトの一部であり、JICAの支援を受けて行われています。具体的には、低出生体重児の疫学データと枯葉剤が散布された飛行機の航路(「ハーヴィマップ」に記録されている)との関係を、地理情報システム(GIS)を用いて分析しました。また、実地でのフィールドワークを通じて、現地の当事者から話を聞き、地形や生活環境を直接観察しています。
ただ、実は元旦に発生した能登半島地震の支援のため学会当日は輪島市におり、学会には参加できませんでした。オンデマンドでの発表のみです。会場で発表できなかったことは残念ですが、現地からの要請もありましたので災害支援を優先しました。
1月 13
令和6年能登半島地震 被災地支援活動を行いました
1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登半島で最大震度7の揺れを観測する地震が起きました。
私、板谷は輪島市出身であり、実家が被災しました。幸い家族は無事でしたが、家が一部損壊しました。能登へのアクセスは発災直後はできませんでしが、1月5日までに県道に応急処置がされ交通がある程度再開されました。私は現地との連絡を取りながら、交通の妨げにならないように真夜中に移動して能登に入りました。実家で両親の無事を確認し、2日かけて実家の応急的な修復を行ったあと、福祉避難所(ウミュードソラ)に集まった専門グループ(キャンナス、ぐるんとぴー他)と合流しました。DMATの会議にも参加し、情報交換を行いました。
今回の訪問では、ドクターらと一緒に輪島市内を回り、一次避難所、福祉避難所の感染対策や避難者の健康管理を行いました。輪島市門前地区では、現地で活動するNGOのThink Locally Act Globallyと一緒に避難所で炊き出しも行いました。また、車両が入れない孤立集落(深見地区、鵜入地区)に徒歩でアクセスし、住民の様子を確認しに行きました。今回は11日間滞在しました。また機会をみて訪問し、支援活動を行いたいと思います。
1月 02
令和6年能登半島地震について
1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登半島で最大震度7の揺れを観測する地震が起きました。
亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。現地で災害支援にあたられている方々におかれましては、怪我なく、健康を崩さず支援活動をされますように願っております。
12月 18
第6回沖縄100Kウルトラマラソンに出走しました
こんにちは。板谷です。
2023年12月17日、沖縄県で開催された第6回沖縄100Kウルトラマラソンに出走しました。
私にとって3回目の100キロマラソンです。コースはアップダウンがあり風の強い厳しいコースでしたが、眺めがよくて楽しく走れました。
結果は8時間14分19秒で総合10位に入り、カテゴリー別(100km一般男子45~49歳)で1位となりました。
開催者の皆様、応援してくれた皆様、ありがとうございました。
11月 13
第28回日本在宅ケア学会学術集会にて口演発表を行いました
こんにちは、板谷です。
2023年11月11日~12日、第28回日本在宅ケア学会学術集会にて口演発表を行いました。
タイトル「より良い看取り環境を目指して住民と専門職が一体となって活動するまちづくりの実践報告-石川県羽咋市の取り組み-」
私は石川県羽咋市で、自治体職員や地域の専門職の方々と看取りに関する取り組みを一緒に行ってきました。その活動をまとめたものを学会にて報告しました。
少しでも、地域でより良い看取り環境をつくれるようにこれからも頑張りたいと思います。
なお、会場の大阪大学は私の母校です。
11月 05
第10回中能登トレジャートレイルランに出走しました
こんにちは。板谷です。
2023年11月4日、石川県中能登町で開催された第10回中能登トレジャートレイルランに出走してきました。
今回の大会は10回目の記念大会となり、特別に50マイル(約80Km)のコースが設定されました。
コースは25Km、50Km、80Kmの3つがあり、私は特別開催の80キロ(通称:プラチナコース50マイル)に出走しました。
結果は8時間11分49秒で総合2位に入りました。
開催者の皆様、応援してくれた皆様、ありがとうございました。
11月 03
第82回日本公衆衛生学会総会にてポスター発表を行いました
2023年10月31日~11月2日、第82回日本公衆衛生学会総会にてポスター発表を行いました。
タイトル「ウルトラトレイルマウントフジ実測データとGISによる勾配と移動速度の可視化の試み」
質疑応答では沢山の質問があり、大変盛り上がりました。研究を発展させ、トレイルランニングを安全に、健康増進につなげる方法を追求していきたいと思います。