「第1回エコチル調査全国フォーラム」に参加しました

第1回エコチル調査全国フォーラム
日時:2025年11月1日(土)~11月2日(日)
会場:東京大学 伊藤国際学術研究センター、山上会館(東京都)

環境省は、調査の意義や最新の成果を、小中高生や国民の皆様に知っていただくため、「第1回エコチル調査全国フォーラム」を東京大学本郷キャンパスにて開催しました。
今年は、記念すべき第1回とのことで、宮崎大学のスタッフも参加してきました!

プログラムには、旭化成株式会社名誉フェローの吉野彰氏による基調講演のほか、小中高生による研究発表、エコチル調査や環境問題に関するテーマを扱った書道展や短歌展、かるた大会、またエコチル調査に関連する領域の先生方によるシンポジウムがありました。

シンポジウムでの先生方のご講演は、エコチル調査で行っていることや今後明らかにされるであろうことを様々な分野からわかりやすく解説されていました。また今後のエコチル調査に大きな期待を寄せていることがわかりました。

機器展示コーナー

容器ごとに底部分にQRコードが付いていて、試料はQRコードで管理されています。QRコードは肉眼でもほとんど見えないくらいの大きさでした。容器を見ただけでは誰の試料か分からない状態で安全に管理されています。
揮発性有機化合物の補修管
詳細調査の訪問調査でも使用されました。改良されて当時より小さくなっています。
揮発性有機化合物のホルムアルデヒドを測定する機器(GC-MS)。左の補修管で採取されたホルムアルデヒドを測定する機器です。
DNAの塩基配列を調べる検索ツールにスタッフが挑戦してみました。PCのアプリで塩基配列を選び検索すると、一瞬で何の塩基配列かわかって一致率までわかるそうです。スタッフが挑戦したのは、マウス(ネズミ)の塩基配列でした。
缶バッチを作るコーナーもありましたよ☆
エコチル調査のブース
エコチル調査大阪ユニットセンター
エコチル調査神奈川ユニットセンター

東京大学のキャンパスを散策しました♪

安田講堂 東京大学のシンボルとされ、日本の将来を担う若者たちが式典や学術発表などで利用する建物です。
三四郎池 夏目漱石の「三四郎」に登場した池です。当日はサッカー少年や親子づれがいらっしゃって地域の方にも親しまれている様子でした。

赤門 国の重要文化財に指定されており創建200年になる2027年に開門を目指しているそうです。