宮崎大学 医学部 内科学講座 神経呼吸内分泌代謝学分野(第3内科)

医局員ブログ

ヨーロッパ神経生理学会に参加してきました。

2015年10月26日

10月末〜11月初旬にかけてチェコで開催されたヨーロッパ神経学会に参加してきました。初の国際学会ということと、今まで行ったことのない国、都市ということでとても楽しく充実した学会でした。

開催された都市はチェコの第2の都市であるブルノという街です。とにかく日本からのアクセスが悪く、宮崎→羽田→ミュンヘン→ウィーン→(電車)→ブルノ、という行程でようやくたどり着きました。宮崎はまだまだ半袖で十分な暑さでしたが、ブルノでは昼間に10℃を下回る気候で、その寒暖差に遠くまで来てしまったとしみじみ思いました。地元民がマフラー、コートを着ているというのに、我が指導医は、さすが元自衛隊、薄着で闊歩していました。そんな指導医を尊敬しました。ブルノの街はこじんまりとして町並みも全体的に質素な印象でしたが、中央広場のようなところで祭りが行われていたりと賑やかさもありました。夜は安くて美味しいビールと肉料理に舌鼓をうちました。

本題の学会についてです。発表はポスター形式で朝7時半!から行われました。ヨーロッパの学会だけあって、ヨーロッパ中から色々な国からの参加者がいました。発表言語はもちろん英語ですが、発表者によって英語の「お国なまり」が異なり、内容を理解するのにはとても苦労しました。しかし、各国で自分と同じ分野の研究が行われていることを肌で知ることができた点は今後のやる気に繋がりました。英語力もまだまだ足りてないこともわかりましたので、次の国際学会に向けて鍛錬しなければと強く思いました。

5日間の行程で片道2日弱は移動で費やされる過酷な日程でしたが、今後の自分の研究、臨床へと繋がるとても素晴らしい経験ができました。次は目指せアメリカ!です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神経グループ 石井信之