宮崎大学 医学部 内科学講座 神経呼吸内分泌代謝学分野(第3内科)

女性医師特集

S先生 平成26年卒

平成28年4月に第3内科に入局しました。神経内科を専攻させていただいております。私は、研修医の時期に結婚をしていたため、将来家庭と仕事が両立できる科へ入局したいとかねてから考えておりました。その点で、第3内科は子供を育てながら仕事をされている先生、育休をとられている先生、仕事をばりばりこなしている先生、女医さんである奥様をもつ先生など様々な立場の先生がいらっしゃり、色々な意見を聞く事ができました。将来のことについて考えることは様々ありますが、今の第3内科の環境はとても恵まれており仕事をしやすい環境なのではと考えております。また、自分の専攻のみならずほかの分野の患者さんを見ることができるのも第3内科の強みです。様々な立場の先生、様々な視野から病気を見ることができ、かつ個人的な相談もしやすい環境にいることをありがたく思います。

K先生 平成25年卒

卒後3年目となり、平成27年4月に第3内科へ入局しました。神経内科を専門として日々勉強させていただいております。研修医時にも第3内科を回らさせて頂きましたが、各グループに女性の先生がいらっしゃって、より気軽に患者さんの相談ができたのを覚えています。時には女子会を開いて頂いたりなど、プライベートでも良くしていただきました。また第3内科の先輩女性医師との交流会(たんぽぽ会)もあり、将来についての貴重なアドバイスをいただける場となっております。私はまだ結婚の予定もありませんが、将来的には専門医を取得し、仕事と育児を両立したいと考えています。不安はありますが、第3内科は結婚や出産された先生方も多く、恵まれた環境なのではないかと思っています。これから入局を考えている先生方のロールモデルとなれるよう、これからも日々精進して参りたいと思います。

N先生 平成23年卒

卒後4年目の今年入局しました。入局したばかりで妊娠し、諸先生方には大変ご迷惑をおかけしたかと思います。予想以上に悪阻がきつく、早いうちから当直業務を免除していただいてとても助かりました。あらゆる面で負担をかけてしまった同期の支えには本当に感謝しています。指導医の先生方は論文や学会発表に関して熱心に指導頂く一方で、体調を考慮して学会では代理発表をして下さるなど、温かいご配慮に感謝の気持ちでいっぱいです。おかげで妊娠経過は順調で、早いもので産休まで残り1ヶ月程度となりました。この恵まれた環境で学ばせて頂けることのありがたみを感じる毎日です。病棟業務や外勤先に慣れてきた頃で、内分泌代謝内科医として始まったばかりのこの時期に現場を離れることの不安はありますが、産休までできる限り多くのことを学び、また復帰したいと考えています。

E先生 平成23年卒

卒後6年目となり、育休中はキャリアと家庭の両立に焦りを感じていましたが、実際復帰してみると医局の先生方に支えられて楽しく働いています。当科は教授をはじめ女性医師の多様な働き方に理解があり、本当に助かっています。復帰前には医局長や分野長の先生方が勤務体系について相談にのってくださいました。このように個別に親身になって意見を聞いてもらえるのは当医局の良いところだと思います。先日は慈恵医大の先生をお招きして女性医師のキャリア形成についての講演会も開かれ、土地や環境は違えども同じように試行錯誤しながら働かれている先生の存在に奮起しました。

サポートしてくださる医局の先生方や地域の患者さんに恩返しをすべく、日々精進したいと思います。

最後に結婚や育児を前に入局や今後の働き方に悩まれている先生は、ぜひ3内科をのぞきにきてください。