当内科学教室は、昭和52年4月に宮崎医科大学第3内科として設立されました。初代荒木 淑郎教授、第2代松倉 茂教授を経て、中里 雅光(なかざとまさみつ)が、平成15年9月1日に教授に就任いたしました。また、平成15年10月1日には大学統合により宮崎大学医学部となりました。
当教室では現在、呼吸器、神経内科、代謝(糖尿病を含む)、内分泌を主として担当しています。内科学教室の責務は、「専門性を有した質の高い医療の提供」「将来の医療を担う優れた医師の育成」「臨床内科学発展のための研究」にあると思います。大学であればこそ、この3つが求められ、「教育」、「診療」、「研究」が有機的に機能することが必須であります。大学機構と医療制度は大きな変革期を迎えております。このような時期こそ、内科学教室に求められている医療と医学に対し、明確な目標と柔軟な発想、真摯な態度で取り組んでいきたいと考えています。