宮崎大学医学部附属病院薬剤部では、下記の臨床研究を実施しています。
皆様には本研究の趣旨をご理解頂き、ご協力を承りますようお願い申し上げます。
バンコマイシンの血中濃度推移シミュレーションに用いる解析環境の精度に関する後方視的調査
宮崎大学医学部附属病院薬剤部では、下記の臨床研究を実施しています。
皆様には本研究の趣旨をご理解頂き、ご協力を承りますようお願い申し上げます。
バンコマイシンの血中濃度推移シミュレーションに用いる解析環境の精度に関する後方視的調査
有森和彦教授が「抗がん剤の適正使用および薬物療法向上に関する医療薬学研究」にて、平成28年度日本医療薬学会 学術貢献賞を受賞いたしました。
宮崎大学医学部附属病院では2015年6月下旬より地域保険薬局との連携の一環として、患者さんの検査値の一部について、処方監査に必要な情報として院外処方箋に記載しております。
院外処方箋の薬剤師欄の下に、処方オーダーの実施日から過去3ヶ月以内の最新の身長、体重、体表面積、検査結果値、HLマーク、検査日を印字しております。(空欄の場合は3ヶ月以内に測定された値がありません。)
記載される検査項目は、白血球数、好中球数、肝機能、腎機能、プロトロンビン時間、クレアチニンキナーゼ、HbA1c等上記14項目です。
基準値など詳細につきましては、当院検査部HPに記載しておりますので、そちらをご参照ください。
保険薬局で患者さんの検査値を参照し、服薬指導等に活用していただくことで、安心・安全な薬物療法の推進につながるものと考えます。保険薬局各位のご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
がんチーム医療スタッフのためのがん治療と化学療法-Cancer Treatments notes for professionals-
宮崎大学医学部附属病院薬剤部 副薬剤部長 奥村 学/編・著
同 副薬剤部長 岩切智美/編・著
同 教授薬剤部長 有森和彦/監
本書では、主要16のがんについて、疫学、病態、標準的治療法から最新の化学療法までを網羅し、全がんで共通の形式を用いてわかりやすく解説したほか、有害事象に対する支持療法や緩和医療についても解説しています。第3版では、第2版刊行後も発展し続けるがん治療の最新をフォローアップし、UICCによるTNM分類の改訂や固形がんの新たな評価などの国際基準を含め、本書の内容を全面的に見直しています。また、最新の分子標的治療薬の情報、各種がん治療におけるわが国の臨床成績およびエビデンスも掲載。サブタイトルも新たに「Cancer Treatments notes for professionals」と改め、がんチーム医療に従事するすべての方に参考となる1冊となっています。
【目次】
第I章 各種がん治療
1 肺がん/2 食道がん/3 胃がん/4 大腸がん/5 肝臓がん/6 膵臓がん
7 乳がん/8 子宮がん/9 卵巣がん/10 前立腺がん/11 精巣がん
12 腎臓がん/13 膀胱がん/14 頭頸部がん/15 甲状腺がん/16 造血器腫瘍
第II章 がんの基礎と抗がん剤
1 がんの基礎/2 抗がん剤の基礎/3 抗がん剤の臨床薬理
第III章 有害事象に対する支持療法
1 血液毒性/2 感染症/3 消化器毒性/4 心毒性/5 肺毒性/6 肝毒性
7 腎毒性/8 膀胱障害/9 皮膚毒性/10 神経毒性/11 血管外漏出
第IV章 がん性疼痛と緩和医療
第V章 抗悪性腫瘍剤の開発
第VI章 取り扱いに注意を要する抗がん剤のポイント
第VII章 抗がん剤一覧
第VIII章 NCI-CTCAE
索引/付録 保険適応表
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