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桂木教授の部屋

ブラックジャックセミナー

第4回ブラックジャックセミナーが錦本町のひなたキャンパスで開催されました。私も北警察署の近くとだけ聞いていて、場所も分からず不安でしたが、北警察署の右側にセブンイレブンがあり、その隣に立派な会場がありました。

宮崎県内の高校生42名が参加しました。皆、宮崎大学医学部の進学をめざす高校生です。

ランチは参加したD班の高校生6名と産婦人科3名、看護師の坂本さんの10名で輪になって取りました。大宮高校1年、2年、3年生が1名づつ、宮崎西校2年生1名、鵬翔高校2年生1名、泉丘高校2年生1名と自己紹介、部活動や、最近の高校生活など話しました。緊張もほぐれて良かったです。一人の高校生が司会のように、『部活動何?』と高校生の会話が進んで良かったです。

若者が率先して社会をリードする、そんな時代の到来を予見させるような、和やかなムード、問題解決に向けた積極的な発言、いろんなことが垣間見れた食事休憩タイム30分でした。

高校生は1班6名に分かれて、救急、外科、整形、産婦人科などの7つのブースを20分毎、回りました。

産婦人科では松敬介先生が「産婦人科医の診療内容」に関するビデオをみせ、次に佐藤謙成先生が子宮筋層縫合に見立てたモデルを用いて、縫合実習を行いました。

参加した高校生からは『繊細な作業が多く緊張したけれどそれ以上に楽しかった』『モチベーションにもつながったし、将来自分がどういう医師になりたいかをもっとはっきり目指す事ができた』などの声が聞かれました。

宮崎大学医学部附属病院では高校生が医療に関心を持つきっかけを作っていきたいと思っています。参加した高校生の皆様、誠にありがとうございました。

宮崎の地域に残る若者を育てる取り組みに私は今後とも邁進していきたいと思います。宮崎大学医学部に進学したい高校生をencourageするのが今回の取り組みでした。そして、宮崎大学医学部で学び、宮崎県の医療を支える、地域愛にあふれた若者育成を継続していきたいと思います。

そのためには日々の生活の充実がまず、大切で、宮崎県で現役で医師の仕事をしている私達自身が自身の生活を楽しむことがまず第1歩です。私はいつも医局員に行っています。『楽しんで仕事をしましょう!』

このブラックジャックセミナーの様子はMRTニュースでも放送されました。https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1920500?display=1