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桂木教授の部屋

発達泌尿生殖医学講座産婦人科分野のおすすめの図書・論文

医学科の皆さん! 研修医、専攻医の皆さん!

WEBで附属図書館医学分館→上部にある「調べものサポート」→パスファインダー→医学のページから産婦人科分野のおすすめ図書が見れます。

下記URLから試してみましょう!

https://libguides.lib.miyazaki-u.ac.jp/pathfinder/Gynecology

上のタブ1でガイドライン、がん・生殖、婦人科・内分泌を選ぶとこの画面がでます。
タブ2は産科、新生児関連のおすすめ図書が並んでいます!
タブ3は遺伝学に関するおすすめ図書が並んでいます!
上で4論文リストを押すと論文のタイトルが出てきて、直接PubMedに飛ぶことができます!

私は学生、研修医、専攻医の頃は全く論文とは無縁の存在でした。論文書く人は漠然と凄いなーと思っておりましたが、実際自分でまとめ切る実力はなかったです。初めて論文を書いたのも36才位でした。周囲の人より5-6年位出だしが遅れていたと思います。大学院を卒業したのも38才位で遅かったです。私は40歳頃から臨床研究論文を数多く書きました。臨床医としてだけでなく科学者として頑張ろう。それまでの古い自分を脱ぎ捨て、世の中の為に生きようと、再決意したからでした。医療の対象を目の前の病気から患者さん、患者さんの家族、さらに世の中の人に広げ、専門分野の産婦人科学が世の中の人に役立つように自分も頑張ろう!そのように思ったのがきっかけでした。

日野原重明先生の著書に「選択の自由」と題して、次のような教えがあります。「鳥は飛び方を変えることはできない。動物は、這いかた、走りかたを変えることはできない。しかし,人間は、生きかたを変えることができる。毎日の行動を変え、新しい習慣を形成することにより、新しい習慣の選択を人間は決意できる。人間には選択の自由がある。そして,意志と努力によって新しい行動を繰り返すことで、新しい自己を形成することができる。それは,人間と動物とを根本的に区別するものと言える。」と。

冒頭に上げたものは宮崎大学産婦人科のそれぞれの専門の先生方から推薦頂いた、図書、論文で臨床で日々我々が臨床において使用しているものです。

読むか読まないかは「選択の自由」ですが、勉学という新しい習慣の選択を決意すれば、人は変わり、意志と努力によって新しい自分を培って行けるのだと思います。

ぼちぼち、頑張りましょう。健康第一です。

今年で私は56歳になります。宮崎大学産婦人科教授に赴任して5年目、早いですね。上記の「論文を初めて書いた36歳」から20年たったことになります。

新たな目標を見つけて医師の卵の医学生の皆さんと共に、進んでいきたいと思います。