MENU

女性医師からのメッセージ

M先生 2020年卒業

令和4年度に呼吸器内科へ入局しました。研修医二年目の夏に結婚し、しばらくは広島と宮崎の別居婚でしたが、入局を機に宮崎へ引っ越してきました。入局先を専攻医登録ギリギリで決めてしまい、また見知らぬ土地で知り合いもおらず、引っ越す前は不安でいっぱいでした。始まったばかりの夫婦生活と専攻医一年目のプレッシャー、不慣れな環境での仕事は想像以上に大変なものでしたが、上級医の先生方はいつも優しく気遣って下さったので、すぐに不安は消えて向上心へと変わりました。今は仕事に打ち込む毎日ですが、数年のうちに育児に専念したいと考えています。このような私らしい働き方を選択できているのも、キャリアや将来について熱心に相談に乗って下さる先生方のおかげです。

K先生 2017年卒業

卒後6年目です。呼吸器内科として4年目に突入致しました。私は患者さんや家族と向き合いながら治療することに日々充実感を感じながら仕事をしています。呼吸器内科は手技もあり、男性医師に混じって楽しくこなしています。呼吸器・膠原病・感染症・脳神経内科の医局は女性医師が割と多く華やかな雰囲気で、先輩の女性医師に励ましをもらったり、体験談を聞いたりできる心強い環境です。男性医師の方々も皆優しく、理解があるので、研修医で回った時から非常に居心地のいい環境で働いております。私は結婚も出産もまだですが、今は仕事をバリバリしつつ、子供ができたら医局の先輩医師のように育児もしつつパワフルに仕事も楽しみたいと思っています!

I先生 2015年卒業

卒後3年目に入局し、膠原病・感染症内科で日々勉強させていただいております。不明熱を総合的に診て診断していく際の指導医の先生方の知識の深さや熱心な指導に魅力を感じたことが選んだ理由です。入局後は女性医師の先輩方とお昼にたわいもない話をしたり、時には女子会などを開いたりと本当によくしていただいています。私は入局後に結婚し、現在2歳の男の子の子育て中です。妊娠した際は早期から当直業務の免除していただき、復帰の際も時期や勤務形態、内容など、上司の先生が親身に相談に乗っていただきました。実家が遠く、両親のサポートが受けられない環境にあり、復職には不安もありましたが、同僚、後輩からも温かくサポートしていただいて、とても働きやすい職場だと感じています。さらに、育児をされながら研究や勤務を継続されている上司や先輩からのいろいろなアドバイスも大きな助けとなっています。膠原病は女性に多い慢性疾患でもありますので、出産・育児の経験を活かして、今後も患者さんに寄り添える診療をしていけたらと思っています。当科に興味のある学生の方、研修医の方は是非一度見学に来ていただければと思います。

M先生 2013年卒業

卒後10年が経ち、子ども2人を育てながら、当直や外勤を含めフルタイムで脳神経内科医師として勤務しています。

出産やCOVID-19の影響で延び延びになっていた神経内科専門医試験も昨年度受験することができました。子供を寝かしつけしてからの試験勉強は、毎日睡魔との戦いでしたが、周囲の先生方のご配慮もあり、無事に合格することができました。

専門医試験の時のみならず、妊娠・出産時、子供が発熱したときなど、急なお休みをいただくこともあり、本当に医局の先生方に助けて頂いています。夜間や休日は完全オンコール体制のため、夜中突然呼ばれて病院にいく、ということもほとんど無くなりました。女性医師の働き方はたくさんあります。ここはいろんな選択肢を持てる講座です。気になる方はぜひ覗きに来てください。

R先生 2013年卒業

平成27年4月に膠原病感染症内科へ入局致しました。全身を診ることが出来、先輩後輩の風通しが良く大変教育的で丁寧なディスカッションが可能な科ということで当科を希望し、勉強させて頂いております。一臓器の疾患では無いこと、不明熱等での患者様のご紹介もあるため様々な分野の疾患を診ることが可能です。

特に女性の場合、ライフステージによって家事・育児・介護・仕事のバランスを考えなければならない場面が多々あるかと思います。そういった点に関しても、医局長をはじめ様々な先生方に相談に乗って頂き、無理なく働くことができ大変感謝しております。当科の半数近くが女性医師ということもあり、子どもの急な体調不良の際には外来や検査等を交代頂いたり、効率的な家事の方法や子育てについてご相談したりと女性医師にとって働きやすい環境です。是非、入局先や働き方にお悩みの多くの先生方にご検討頂ければと思います。

K先生 2008年卒業

平成22年に現在の講座の前身である旧膠原病感染症内科へ入局し、膠原病を専門としています。入局して10年近くになりますが、気づけば周りにはたくさんの女性の医師の姿がありました。新たな講座となってから更に賑やかになりました。 

記憶をたどれば、入局当初は家庭を持ちながら大学病院勤務している女性医師に出会うことは少なかったように思います。新講座が開設となり、改めて、今、周りを見回すと、「色々な選択肢が増えた」と強く感じます。専門分野、家庭の状況もそれぞれに違い、それによって女性医師の働き方も様々です。当の私は、2回の出産を経て、周囲の先生方のサポートのお陰でここまで仕事を続けることができました。

新講座は、多岐にわたる分野があり、多くの疾患を扱うことができることも大きな魅力の1つと思いますが、「女性医師が様々なスタイルで働ける」ことも魅力的だと、医局員である私自身が最近になって気づきました。見学だけでも大歓迎ですので(学生さんも)、興味のある方はぜひ、当科に声をかけてください。