MENU

教授挨拶

ご挨拶

宮崎大学医学部内科学講座
呼吸器・膠原病・感染症・脳神経内科学分野
教授 宮崎 泰可

2021年5月1日付で宮崎大学医学部内科学講座 呼吸器・膠原病・感染症・脳神経内科学分野の教授を拝命致しました宮崎泰可(みやざき たいが)と申します。当教室は、内科学講座の再編に伴い、中里雅光教授が主宰されていた第3内科(神経呼吸内分泌代謝学分野)の呼吸器内科と脳神経内科、岡山昭彦教授が主宰されていた膠原病感染症内科が一緒になり、2021年度からスタートいたしました。先輩方が築いてこられた伝統を継承し、さらに新たな教室として発展させていく重責を痛感しております。

私たちは、幅広い診療科が含まれている特長を活かし、垣根のない交流によって診療・研究・教育における協力体制を構築しています。宮崎の県民性でしょうか、みんな温厚でどの診療科も明るくアットホームな雰囲気です。

私たちは下記を教室全体の目標として掲げています。

【診療】 高度な専門医療とチーム医療・全人的医療の実践
【研究】 臨床医学の進歩につながる先端的研究成果の発信
【教育】 人や社会に信頼される総合力が高い内科医の育成

  • 先進医療や治験にも積極的に取り組み、県内医療機関の最後の砦としても役割を果たせるように尽力します。様々な診療科や職種と連携して、患者さんとご家族に寄り添った診療を行います。
  • 臨床上の疑問や問題点を認識し、課題の本質を見抜く洞察力の涵養に努めます。グローバルな研究ネットワークを構築して、革新的な診断法や治療法の開発につながるような研究成果を目指します。
  • 豊かな人間性と高い臨床力、リサーチマインドを持つ内科医の育成、および、広い視野を持ち国際社会で活躍する医学者の育成に努めます。

さらに、地域の関連病院や各医療機関との連携を発展させ、地域に根ざした人材育成や診療支援、研究成果の還元による地域医療への貢献を目指します。

今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

「人が集い、人が育つ教室」を目指して
〜医学生や若い先生へのメッセージ〜

皆さんは、自分の将来をどのようにイメージしていますか?

例えば、何でもできる臨床医になりたい、高度な専門性を追求したい、地域医療を支える医師になりたい、世界的に活躍する研究者になりたいなど、多種多様な未来像があると思います。自らのビジョンを持ち努力する若者を私たちは全力で支援します。優秀で教育熱心な指導医のもとで充実した研修を送ることができるでしょう。まずは内科医としての基礎をしっかりと身につけて、common diseaseから重症の急性期疾患まで幅広く対応できるように指導していきます。私たちの教室には、呼吸器、膠原病、感染症、脳神経内科の経験豊富なスペシャリストがすぐ身近にいるので、各領域の最新情報や技術を習得しやすい体制を整えました。日常診療はもちろんのこと、病歴要約やプレゼンテーションのスキルアップに加え、学会発表や論文執筆にもチャレンジできます。

私たちは、仕事に専念できる職場環境の整備、ワークライフバランスやキャリア形成を支援しており、教室内の多様性を尊重しています。

皆さんもきっと自分のロールモデルとなる先生に出会えるでしょう。

大学附属病院内だけでなく、関連施設での勤務も含めて、継続的に手厚くサポートしていきます。私たちは一緒に仕事をする仲間をいつでも歓迎していますので、お気軽にご連絡ください。