お知らせ

国費留学生優先配置大学として採択

 この度、宮崎大学が、文部科学省の2022-2024年国費留学生優先配置大学として採択されました。東南アジア・インドの優秀な国費留学生を、医学獣医学研究科博士課程の大学院生として毎年7名、合計21名受け入れ、循環器腎臓疾患に関連する国際プロジェクトを進めることとなります。日本と同じく、東南アジアやインドでも近年心臓疾患・腎臓疾患患者が急増し、予防・診断・治療に至る国家的対策が必要とされていることを背景に、各国の優秀な大学院生を宮崎大学に迎え、最先端の研究に従事してもらい、自国に戻った後にリーダーとなった彼らを拠点に今後の国際的医療レベルの向上につなげることが目的です。
 2020年来、国際留学生の日本国内での受け入れが事実上ストップし、報道でも度々取り上げられていますが、宮崎大学でもこの2年間の空白により学生や研究者の国際交流が途絶える危機感を持っていました。この文部科学省のプロジェクト採択は、宮崎県での国際事業の再開を表し、明るい未来を取り戻す起爆剤になればと願って準備を進めています。初年度の留学生7名は、2022年10月入学予定です。同プロジェクトは、宮崎大学医学部機能制御学講座循環動態生理学分野・渡邉 望 教授(女性医師)がプロジェクトディレクターとして、推進しています。

※朝日新聞や、宮崎日日新聞でも紹介されました
朝日新聞の掲載日(R4.3.22) 記事は こちら
宮日新聞の掲載日(R4.4.2)

国費留学生の博士論文審査会(WEB)の写真
国費留学生が助教マドゥエスタ ラダ先生の指導を受けている様
実験中の様子