先日、6月4日・5日の2日間、高千穂町での土呂久地区住民健康観察検診に参加してきました。この検診は、宮崎大学脳神経内科、潤和会記念病院、宮崎県環境森林部、高千穂保健所とで毎年実施しているものです。
 
1日目は午前・午後、2日目は午前のみ、検診を行いました。内容としては、神経診察を行い、必要に応じて神経伝導検査を追加します。また、当科が株式会社DENSANと共同で開発した「ふるえAI」を用いてふるえの有無を確認します。
 
今回の検診では2日間で計50名以上の方の診察を行いました。私は検査の担当だったので、数名の方の神経伝導検査をさせていただきながら、待ち時間の間にスタッフ同士で検査の方法を確認したり被験者となって体験したりしました。
 
検診の合間には、近くにある高千穂神社に参拝してきました。みんなでおみくじを引いて、各々のお祈りをしてきました。初日は幸い天気にも恵まれ、良い気分転換になりました。
 
今年も土呂久検診の実施にご尽力いただいた県職員および高千穂保健所の皆様、お越しいただいた住民の皆様。本当にありがとうございました。
 
 
 

今回の検診の主なメンバー

 

当科診療科長。長年、土呂久検診に携わっています。

 

杉山先生も長年、検診に従事されております。

 

筋電計の動作確認

 

高千穂神社