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診療科長挨拶

診療科長

呼吸器・膠原病・感染症・脳神経内科学分野
准教授 梅北 邦彦

膠原病感染症内科では,膠原病リウマチ性疾患,感染症,総合診療で問題となる不明熱の診療・教育・研究を通じて,次世代の内科医の育成に取り組んでいます。大学附属病院における診療や教育に加え,その協力病院において地域に根差した難病医療を提供しています。さらに基礎および臨床研究にも力をいれ,その研究成果を多くの患者さんへ,社会への還元に努めています。

膠原病領域は,近年の抗サイトカイン製剤の開発により,特に関節リウマチの治療が著しく進歩しました。また感染症では,新型コロナウイルス感染症などの新興感染症や病院(院内)感染症などの社会的インパクトの大きさから,たいへん注目を浴びている分野です。これらの分野の主な症状は,発熱,皮疹,関節痛といった日常診療で最もよく経験するものです。したがって,この分野を担当する医師は,疾患のみならず患者さんを全体として捉える総合診療医の視点をもつ必要があります。その教育においては病歴と診察から鑑別疾患を考え,しっかり教科書を読んで診療するという内
科医の基礎を身につけてもらうことを常に考えています。
そして何より,良き内科医であってほしいと願ってスタッフ一同が医学教育に取り組んでいます。

教室の最大の使命はなんといっても良き医療人の育成です。学部学生,研修医,大学院生,所属する内科専攻医と指導医が風通しよく自由にディスカッションをしていくことが,若い人のみならず指導する立場の者をも成長させ,また新たな疑問や発見につながっていくのだと思います。

雰囲気の良い我らが教室で,良き医療人としての第一歩を
踏み出してみませんか?