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教授挨拶

宮崎大学医学部 内科学講座免疫感染病態学分野 教授 岡山 昭彦

内科学講座免疫感染病態学分野は、膠原病学・感染症学・検査医学の診療・教育・研究を担当する講座です。私たちの講座では、講座が運営する膠原病感染症内科とその協力病院において、これらの疾患でお困りの患者さんに必要充分な医療を提供し、あわせて本県においてまったく足りないといわざるをえない上記の分野の医師を卒前・卒後教育をとおして養成したいと考えています。さらに基礎研究にも力をいれ、疾患の原因を元から断つことを可能とするような世界に発信できる研究を行いたいと思います。

膠原病領域は、近年の抗サイトカイン製剤の開発により、特に関節リウマチの治療が著しく進歩しました。また感染症では、昨年の新型インフルエンザ発生などの新興感染症や病院(院内)感染症などの社会的インパクトの大きさから、たいへん注目を浴びている分野です。さらに検査医学は医療を横断的に支えるために必須の分野です。これらの分野を担当する医師は、疾患のみならず患者さんを全体として捉えることが必要であり、何よりもまず良き内科医であってほしいと願っています。その教育においては病歴と診察から鑑別疾患を考え、しっかり教科書を読んで診療するという内科医の基礎を身につけてもらうことを常に考えています。

4年前に内科学講座免疫感染病態学分野を担当するようになってから、もっともうれしかったことは、毎年新人(少数ですが精鋭!)の入局があることです。教室の最大の使命はなんといっても若い人の育成です。学部学生、研修医、大学院生、新入局の専門医研修生と指導医が風通しよく自由にディスカッションをしていくことが、若い人のみならず指導する立場の者をも成長させ、また新たな疑問や発見につながっていくのだと思います。これからも若木の集まりが葉を茂らせ、木漏れ陽あふれる森に成長するよう努力していきたいと思っています。(平成24年6月)

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教授就任10年を経て

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早いもので、平成18年に講座再編により内科学講座免疫感染病態学分野に改組され、本格的に膠原病感染症内科としての活動を開始し9年目になりました。検査部、平成23年に新設された附属病院感染制御部とも緊密に連携して仕事を進めています。ここ数年で医局や講座も新しい場所に移動し、とてもきれいになり使い勝手もよくなりました。

振り返ればあっという間でしたが、診療、教育、研究のすべてに忙しく充実していたと思っています。なによりうれしいのはほぼ毎年のように若い医師の入局があり、また大学院進学希望者があることです。

医学部学生の中にも臨床推論に興味を持つ学年縦断的なグループがあり、できるだけのバックアップをしています。これからの講座、大学、地域医療、医学の進歩を担ってくれる若いひとたちが育つ手助けができることは、私のもっとも大きな喜びです。

この間、感染症では耐性菌や院内感染の問題に加え、エボラのようなグローバルな問題、デングの国内発生など課題がたくさんでてきました。またSFTSのような未知であった出血熱が宮崎に多く発生していることもわかり、現在国立感染症研究所と共同研究を行い、治療や予防法の開発に取り組んでいます。リウマチ膠原病の分野では、生物学的製剤を含めた新薬による治療が定着して来ましたが、その分マネージメントが難しくなりました。また、まだまだ十分な改善を提供できない難治性疾患も多く存在しています。

これからも大学内外の施設と力を合わせて臨床と研究を進め、ぜひ一つでも問題解決できるように取り組んでいきたいと思っています。興味を持ってくれる若い力の参加をいつでも歓迎します。(平成27年8月)

教授略歴

昭和55年 宮崎医科大学医学部卒業
昭和62年 同上 大学院終了
昭和63年 宮崎医科大学第2内科 助手
同年~平成2年 同上休職
ハーバード大学公衆衛生大学院腫瘍生物学科リサーチフェロー
平成7年 宮崎医科大学第二内科 講師
平成16年 宮崎大学医学部 臨床検査医学講座教授
附属病院 検査部長(兼任)
平成18年 宮崎大学医学部 内科学講座免疫感染病態学分野教授
附属病院 膠原病感染症内科科長(兼任)
平成23年 附属病院感染制御部長(兼任)
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