宮崎大学 医学部 内科学講座 神経呼吸内分泌代謝学分野(第3内科)

医局員ブログ

UCIrvine交換留学生

2016年04月26日

お初にお目にかかります。

平成24年から3年間、毎週~隔週月曜日に気管支鏡研修に来ていた、平成20年卒の小田康晴と申します。

この度平成28年4月より、第三内科呼吸器科グループに入局させて頂きました。

厳密に申しますと、自治医科大学の義務9年があと2年間残っており、宮崎大学で消化する予定です。

どうぞよろしくお願い致します。

 

早速ですが、報告致します。

4月15日(金)にカリフォルニア大学アーバイン校から医学部4年生の、DerekさんとNicoleさんが、第三内科に来られました。お二人は、交換留学生として4月12日から4週間、宮崎大学でクリクラ実習を行うとのことでした。当日は宮崎大学医学部6年生と一緒に、神経グループのカンファレンスや、レントゲンレクチャーに参加し、実際の患者さんの診察や検査所見の確認をして頂きました。

 私が主治医の患者様の診察もして頂きました。胸水貯留にて胸腔ドレナージ中の患者様ですが、聴診(呼吸音左右差)、打診(清音―濁音による肺肝境界上昇)を実際にして、胸部レントゲンで右CP angle dullを確認、鑑別診断について話し合いました。と、たいそうなことを書いていますが、英語を携帯などで調べつつ、なんとかカタコト英語やジェスチャーでコミュニケーションをとっていました。もっと精進致します。

 

お二人はとても熱心に参加され、非常に楽しそうでした。挨拶+αの日本語も上手に話され、非常に嬉しく感じました。