以下の法定4項目についての教育訓練を、規定の時間数受講することが義務づけられています。
1.放射性同位元素等の安全取扱
2.放射線の人体に与える影響
3.放射線障害の防止に関する法令
4.宮崎大学フロンティア科学総合研究センター清武キャンパス放射線障害予防規程
又は宮崎大学医学部附属病院放射線障害予防規程
医学部附属病院の診療業務などのため放射線業務従事者としてすでに登録されている方なども、はじめてフロンティア科学総合研究センターを利用する前には受講が必要です。
フロンティア科学総合研究センターと医学部附属病院合同で、新規に放射線業務従事者として登録を希望される方への教育訓練を 毎年4月に実施しています。
実施時期が近づきましたら、このサイトや医学部ポータルサイトで日時や場所など詳細をお知らせしますのでご確認ください。
なお、上記の時期以降に登録を希望される方に関しては、個別での教育訓練開催、もしくはオンデマンドによる教育訓練にて対応させて頂きます。
教育訓練実施日の3〜4週間前には各講座の教授宛に受講申込書を添付した教育訓練実施の通知をします。
この通知は医学部ポータルサイトにもアップロードしますので、申込期限までにRI清武分室の管理室へ提出してください。
医学部附属病院の診療業務のために放射線業務従事者としてすでに登録されている方や、過去に放射線業務従事者登録されていた方は、一部項目の受講免除が可能な場合があります。
また、他の事業所でRI使用歴があり、教育訓練の受講証明書などをお持ちの方も同様です。
詳しくは管理室職員へお問い合わせください。
教育訓練の受講が困難なご都合などありましたら、管理室へご相談ください。外国人の方への教育訓練も実施可能です。また、「再教育訓練」の受講ができなかった場合、後日、DVDやオンデマンドサイト視聴等により受講していただきます。
詳細は、このサイトや医学部ポータルサイトでお知らせしますので、対象者の方は必ず受講してください。
電離放射線障害防止規則に定める健康診断で、項目は以下のとおりです。
1.問診(被ばく歴の有無等の調査)
2.血液(白血球数、白血球百分率、赤血球数、血色素量又はヘマトクリット値)の検査
3.白内障に関する眼の検査
4.皮膚の検査
清武キャンパスでは、
安全衛生保健センターが電離放射線健康診断を年4回実施しています。
新規教育訓練実施の際、電離放射線健康診断の実施日等もお知らせしますので、必ず受診してください。
やむを得ず実施時期に電離放射線健康診断を受診できない場合などは、管理室職員へご相談ください。
安全衛生保健センターと連携し、最適なご案内をします。
清武キャンパスで電離放射線健康診断を初めて受診される方には、過去の被ばく歴を確認する為に「電離放射線健康診断個人票」の提出をお願いしています。
放射線業務従事者登録後は6ヶ月を超えない期間ごとに電離放射線健康診断の受診が必要です。
例年、5月頃と11月頃に実施されています。
詳細は、安全衛生保健センターより通知されますので必ず受診してください。
「
放射線業務従事者登録申請書」を管理室で受取るか、もしくはサイトからダウンロードし、必要事項を記入して管理室に提出してください。
教育訓練受講歴と電離放射線健康診断受診歴を確認後、放射線業務従事者として登録されます。
利用の手引きの記入例もご参照ください。
放射線業務従事者登録申請書
(word)
放射線業務従事者登録申請書
(pdf)
登録有効期間は、年度末日(3月31日)までです。
翌年度も引き続き放射線業務に従事する場合は、登録の更新が必要です。
登録更新手続きの詳細は、3月上旬頃にこのサイトや医学部ポータルサイトでご案内します。
また、異動等で放射線業務に従事しなくなる場合などは、管理室へご連絡ください。
フロンティア科学総合研究センターの放射線施設は、RI清武分室(RIの使用施設)の他、隣接する
生物資源分野にエックス線装置が設置されています。
エックス線装置を利用するには生物資源分野の利用登録も必要です。
登録に必要な手続きや講習会などについては、生物資源分野へお問い合わせください。
異動先や学外の共同利用機関等で放射線業務に従事する場合など、必要であれば放射線業務従事者登録証明書を発行します。先方が指定する様式への記載も可能ですので、管理室職員へご相談ください。
なお、学外の共同利用機関等での放射線利用を計画されている方は、法定の教育訓練や電離放射線健康診断の受講・受診済みである証明書が必要な場合もありますので、清武キャンパスの放射線施設を利用されなくても放射線業務従事者登録をおすすめします。
研究代表者とは、同一の研究課題の実験でRIを取り扱う放射線業務従事者(利用グループ)の代表者です。
実際にRI清武分室に出入りされる指導教員の方などを選出してください。
また、共同実験者には、RI清武分室への出入りを予定されている方全員を記入してください。
それ以外の方の記載は不要です。
また、一つの講座から複数の利用グループの利用申請も可能です。
「研究課題名」、「RI清武分室利用の目的及び方法」、「使用予定核種及び数量」は、RI清武分室が国の原子力規制委員会から使用を承認されている範囲を超えるおそれがないか、確認するためのものです。
そのため、「使用予定核種及び数量」欄には、年度内に使用する可能性のある最大量を記入してください。
なお、「RI清武分室の施設内で」動物実験や遺伝子組換え実験を行う計画がなければ、特記事項欄への記入や書類添付は不要です。
研究代表者の方には、RIの取扱管理に必要な諸連絡をしますので、共同実験者の方へ周知をお願いします。また、利用終了時や年度末には利用グループのRI取扱に関する監査を依頼しますので、ご協力をお願いいたします。
上記申請書に不備なく、放射線業務従事者登録もされている研究代表者又は共同実験者の方は、
入退室装置へ静脈登録することで、ICカード等を用いることなく施設を利用できます。
静脈登録は数分で完了しますので、管理室へお越しください。
登録有効期間は、放射線業務従事者に登録されている期間、かつ、年度末日(3月31日)までです。
翌年度も引き続きRI清武分室を利用する場合は、改めて上記申請書の提出(更新)が必要です。
詳細は、3月上旬頃にこのサイトや医学部ポータルサイトでご案内します。
「アイソトープ注文書」及び「実験計画書」に必要事項を記入し管理室へ提出してください。
書式は以下からダウンロードできます。
利用の手引きの記入例もご参照ください。
1.アイソトープ注文書
(word)
(pdf)
2.実験計画書
(word)
(pdf)
日本アイソトープ協会の
「J-RAM」システムにアクセスし、RIの製品検索、価格や納品予定日等を確認できます。ただし、J-RAMシステムから直接RIを発注する事はできません。
発注は、管理室職員が上記の書類を受け取り、放射線取扱主任者等の確認、押印後、FAX送信にて行います。そのため、J-RAMシステム記載の納品予定日に対する締切時刻より余裕をもって書類を提出してください。
例えば「毎週火曜日(前週木16:00締切り」と記載されていれば、前週木曜日の正午頃までに提出いただきますようお願いします。
試供品の提供等、購入ではなくRIを譲受する場合は、1.アイソトープ注文書は不要ですが、
必ず事前に「2.実験計画書」を提出の上、管理室職員にご連絡をお願いします。
放射線業務従事者登録後は、翌年度の開始日から1年以内に再教育訓練を受講する必要があります。
例年、6月下旬から7月上旬頃にかけて再教育訓練をオンデマンドにて実施しますので、継続利用希望者は必ず受講してください。
実施時期が近づきましたら、このサイトや医学部ポータルサイトで詳細をお知らせします(再教育訓練は受講申込み不要です)。
翌年度以降の登録継続を希望される方は、再教育訓練の受講、健康診断の受診継続の他、放射線業務従事者登録申請書、フロンティア科学総合センターRI清武分室利用申請書についても翌年度分の提出をお願いしております。
また、購入されたRIにつきましても、年度末に保管状況の監査を実施します。翌年度以降もRI保管の継続(繰越し)を希望される場合、更新手続きが発生しますのでご注意ください。各更新手続きの詳細は、3月上旬頃にこのサイトや医学部ポータルサイトでご案内します。
〒889-1692
宮崎県宮崎市清武町木原5200
TEL/FAX: 0985-85-1514 [ アクセス]