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宮崎大学医学部附属病院 特定行為研修センター

センターについて

ごあいさつ

センター長(病院長)

帖佐悦男

宮崎大学医学部附属病院は令和5年に「看護師特定行為研修」の指定研修機関としての認定を受け、看護師特定行為研修領域「外科術後病棟管理領域パッケージ」で、令和5年4月に開講します。
常に患者さんの傍らにいる看護師には、チーム医療の要として大きな役割を担っていただいています。看護師特定行為研修を受講することで、高度な臨床実践力を有し、安全で良質な医療提供に、より一層寄与するものと考えます。更に、研修生自身のキャリア形成に加え、施設の術後ケアの充実、医師が行う業務のタスク・シフト/タスク・シェアの推進や社会貢献にもつながります。
本院における看護師特定行為研修制度を有効活用することで、ますますご活躍できるフィールドを増やしていただけますことをご祈念申し上げます。

副センター長(心臓血管外科科長)

古川貢之

超高齢社会を迎え医療資源の限界がある中、医師や看護師不足も懸念されています。こうした背景のもと、平成27年10月に【看護師特定行為】精度が開始されました。これにより入院でも在宅でも医師があらかじめ作成する「手順書」により、医師の判断を待たずに、特定領域の医療行為を実施することが可能になりました。これは患者にとって適切な医療行為を迅速に受けられる大きなメリットがあり、看護師にとりましてもスキルアップおよびキャリアアップに繋がる有用な制度です。
宮崎県では令和2年度まで特定行為の研修施設は開設されていませんでしたが、医師偏在性が高く、超高齢化が進む過疎地型医療提供を行っている本県の特徴と本院の「社会貢献」の理念および「地域医療の砦」という責務を鑑み、令和5年度より【特定行為研修 / 外科術後病棟管理領域パッケージ】の研修を開始することとなりました。
当院での研修を通じて多くの看護師の方々が患者や医師・歯科医師ら医療関係者から期待される役割を十分に担い、急性期医療や在宅医療の現場において高度な臨床実践能力を発揮できる人材となり、地域医療に貢献して頂けることを切に願います。

副センター長(看護部長)

福満美和

宮崎大学医学部附属病院では、自施設や地域の看護師の専門性強化、臨床判断能力の向上を図り、病院理念である「社会貢献」の観点から、「看護師特定行為研修センター」(以下、本センター)を開設しました。研修領域は「外科術後病棟管理領域パッケージ」です。
本センターでは、教育理念に掲げているように、「豊かな人間性と倫理観のある、看護専門職者として高度な臨床実践能力を有する」看護師を育成していきたいと考えております。そして、看護師特定行為研修を修了した看護師が、チーム医療のキーパーソンとして医療の質向上に貢献してくださることを期待しています。