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感染症内科各グループの研修

感染症科の役割と専門性

細菌・真菌感染症、HIV/AIDS、性感染症、リケッチア感染症、輸入・新興感染症など、専門的な知識と技術が求められる感染症の担当医として、直接診療に携わります。また、院内の各診療科で治療に難渋している感染症に対して、コンサルテーションを通じて担当医と協力・支援する役割を担うため、内科系・外科系を問わず多岐にわたる感染症の症例を経験することができます。

多診療科・多職種との連携による感染症診療

当科は、呼吸器・膠原病・脳神経内科分野を含む内科学講座に属しています。この多様性を生かし、4つの診療科合同で毎週感染症カンファレンスを開催しており、幅広い症例を経験することができます。また、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師が毎日集まり、コンサルト症例や血液培養陽性例、耐性菌検出例などについて検討しています。感染制御部や検査部細菌検査室とも連携し、垣根のない交流によって診療、研究、教育の協力体制を構築しています。

感染症専門医の育成と将来の展望

COVID-19パンデミックにより、感染症診療の重要性が改めて認識されました。今後も新たな感染症の出現が予想される中、体制強化と感染症専門医の育成はますます重要となるでしょう。特に、全国的に感染症専門医は少なく、宮崎県でも不足しています。感染症診療と感染制御を実践できる専門医は今後も高い需要が見込まれています。日本のひなた、宮崎県で感染症専門医を目指し、未来の医療を支えましょう!