宮崎は今日もあたたく、いいお天気です。さくらも咲き始め、過ごしやすい季節になってきました。

さて、日本神経学会HPにて神経内科から脳神経内科へと名称を変更する旨の通達が出たのがちょうど1年前。その狙いはずばり、一般の方に神経内科という科がどのような疾患を扱う科であるのか分かりやすくするためです。

つい先日も、紹介で当科に来られた新患の患者様に『神経内科っていう科があるのですね。初めて知りました!』と言われたばかりでした。

実際、私生活で専門科を聞かれた際、神経内科と答えると、『あ、心療内科ですね!』と言われることがほとんどです。親戚にも精神科になったのだと思われていました…

神経内科では、脳卒中や認知症などのcommon diseaseやパーキンソン病などの変性疾患、てんかんなど意外と耳にする疾患を診療しています。脳神経内科にすることで、脳神経外科の内科版といったイメージで分かりやすくするということです。

神経内科→脳神経内科、このマイナーチェンジでどこまで一般の方にわかりやすくなるのか。変更して1年。まだまだ医療業界への浸透もいまひとつですが、もっと脳神経内科をアピールし、一般の方々にも循環器内科や消化器内科のように身近な科になりたいものです。

そしてなにより、脳神経内科を医学生さんや研修医の先生方にも身近に感じて欲しい!!

一時、当科でも神経内科医が塩見准教授だけになったこともありましたが、すこしずつ医局員も増え、少ないながらもみんなで楽しく診療を行っています。このブログを通して、当科の雰囲気などお伝えできればと思っています。

入局をお考えの方、また、ちょっと興味があるなあという方、気軽にご連絡お待ちしています!