日本国内で開催される学会には数千人、主に米国で開催される国際学会には数万人の研究者が参加します。与えられた数分間の発表時間の中で演者は躍動し、口演発表が行われる沢山のホールには人があふれ、何千枚という発表ポスターには人だかりができます。
何故こんなに人が集まるのでしょうか。何故こんなに皆生き生きしているのでしょうか。
あなたはどう思いますか?
今までに世界になかった新しいものを見つける冒険、それが研究です。
「未知の世界を見てみたい。」そして、自分が何か新しいものを見つけたら、「発見を世の中に知らしめたい。」という欲求はあなたにもきっとあるはずです。
研究をし、論文を書く。この繰り返しは石積みに似ています。大きな発見をし、大きな石が積める場合もあるでしょう。もしくは自分が研究をした成果は、小さい石かもしれません。しかし、自分の発見は小さくても、それは大きな発見の支えになっているのです。新しく積まれた石を支えにして、更に新たな石が積まれ、世界中の研究者が石を一つ一つ積み上げていくことにより、医学は進歩していきます。「石を積むことによって、医学の進歩に貢献しているという実感」が研究の醍醐味です。
当講座では、血液内科学、内分泌・代謝・糖尿病内科学分野における難治性疾患を対象とした基礎研究、臨床研究に日々挑み、世界に通じる成果を上げています。
私たちにとっての研究とは、医学の進歩を目的とした exploration 「探検」です。
疾患を研究し、その理解や治療の進歩に貢献する。まだ誰も見たことがない景色を探す、エキサイティングな探検。
「未知の世界を見てみたい」、「発信したい」という欲求は、あなたにもきっとあるはずです。
さあ、世界を視野に、宮崎から始めよう！
