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手根管組織から早期ATTR-CM病変を見出す
手根管症候群はATTR-CM発症の5-10年先行するとされます。本研究は、手根管組織からトランスサイレチン型アミロイドが検出されたがピロリン酸シンチでは心病変が示唆されなかった13例の心形態の特徴を示しています。心基部中隔下壁の長軸方向のストレイン低下が認められた4症例は血中トロポニンT濃度が上昇していることを見出しました。
ストレイン心エコーは、当院ハートセンターの技師の皆様の信頼性の高い技術力の賜物です。心エコーによる早期発見の手がかりが早期治療に結びつく未来を信じています。
本論文は2025年10月22日にアクセプトされましたが、オンライン掲載されたのは2026年2月16日でした。1か月、2か月、3か月経過しましたが出版社から原稿の校正連絡はなく、業を煮やし連絡するも音信不通でした。なんと、この間、出版社がWikey社からOxford社に変更になり、おそらく移行期間で宙に浮いてしまったと思われます。久しぶりに潜んでいた英語での主張が試されました。
正式に掲載され、ほっとしました。
”Basal inferoseptal longitudinal strain deformation may indicate early cardiac
involvement in wild-type carpal ATTR”
Tsuruda et al.
ESC Heart Failure (2026)
DOI: https://doi.org/10.1093/eschf/xvag055
本論文はオープンアクセス論文です。
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