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2024年1月29日、メディキット株式会社の皆さんと宮崎大学循環器内科医が集結し、ランドテーブルディスカッションを行いました。これは東九州メディカルバレー構想の取り組み（「医工連携コーディネート活動との連携」）の中で企画したものであります。2回目の開催となる今回は、メディキット株式会社から景山社長、マーケット部門や開発部門の方々総勢9名が宮崎大学医学部附属病院へご来訪頂きました。また、循環器内科からは海北教授をはじめ医局員総勢15名が参集しました。虚血グループ、不整脈グループから現場で必要な医療機器に関するアイデア発表がありました。目から鱗が落ちるような、すぐにでも開発にとりかかれそうな案件もありメディキット社員と活発に意見を交換しました。これを機に、共同研究・開発の方向性を見出せると良いと思います。

これまで様々な医療ニーズ発表会を見聞して参りました。医療者側が対面する企業の保有する技術ならびに将来の展望に関する情報を予め共有した上で、医療ニーズを提案するスタイルは有用な方法のひとつではないかと思います。今回、病院内のあちこちに、ランドテーブルディスカッション開催案内のポスターを掲示しました。他の診療科からも医療機器開発についてラウンドテーブルディスカッション開催の提案が我々の元に届くことを期待します。