お知らせ・活動報告

第一回医工連携シンポジウムに参加しました


2023年7月3日、「第一回医工連携シンポジウム」に参加してきました。

これは、宮崎大学工学部と医学部の連携を強化することを目的とする企画でした。市内ホテル会場には25名ほど集まり、工学部から8名、医学部から5名のシーズ・ニーズ発表がありました。その後、飲食を共にしながら歓談しました。

まず、工学部に多くのユニークな研究があり、その能力と技術を持って医学・ヘルスケアに貢献しようと考えている方々がいらっしゃることに驚きました。3分という短いプレゼンテーションの中に、将来性を大いに感じました。私は東九州メディカルバレー構想の視点から、宮崎大学の医工連携の在り方について、医学部附属病院内の「医工連携コーディネーター室の充実」を中心に紹介しました。

歓談では、私が解決したい日常診療のニーズを工学部の先生は熱心に聞いて下さりました。お互いに大学教員(研究者)ですから、ニーズ・シーズマッチングには研究コラボの側面が必要で、ブレイク・スルーできる研究展開を期待します。専門分野を超えて「お互いを知り、関心事を話してみる」ことが医工連携の第一歩なのだと改めて知りました。次は、農学部とも連携シンポジウムがあると良いかなと思います。

【出典】
公益財団法人テルモ生命科学振興財団特別対談.日本経済新聞2023年6月24日


2023.07.04. お知らせ・活動報告